“Celebration” 最終回 

congerdesign / Pixabay

\(_ _ ;) ↓続きモノです。
“Celebration” その1
“Celebration” その2

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連続再生

去年の暑い頃、あまりにゴダイゴが好きすぎて身体に悪すぎる習慣があった。それは、ゴダイゴを聴きながら眠ろうとすること。

筆者のウォークマンには、『走り去るロマン』(1975)から発売順にゴダイゴ関係のアルバムがすべて入っている。本当にいい時代だ。バッテリーが切れるまで、睡魔で意識が無くなるまで聴き続けられる。

「眠い。いや眠りたくない。ゴダイゴをずっと聴き続けていたい!」
「明日早く起きなくちゃ、ゴミの収集日だよ。」
「眠りたくないんだ!」
「火曜日だって、間に合わなかったじゃん。」
「この一曲が終わるまで、いやこのアルバムが終わるまで、頼む!」

いったい誰に頼んでいるのか???

眠れないわけ

真夏のゲリラ豪雨のようなゴダイゴ熱が再発した頃には、こんな風に毎夜葛藤していた。

そんなゴダイゴ依存症状態の日々が続くと、ゴダイゴを聴きながら気持ちは大いに盛り上がっているはずなのに、どうしてもウトウトしてしまう時間帯がでてくる。いつの間にかアルバムの中の数曲を聴き逃していたり、はるか遠~くで“Promise at Dawn”が鳴ってたり。

けれども、どんなに眠くても絶対に聴き逃したことがない曲がある。それが”Celebration”だ。直前の“Flying ”が、イントロといい、Tommyの声質と英語の発音といい、実に心地いい。“Flying”のエンディングのフェイドアウトと同調しながら、ああ、いいカンジで意識が遠のいていく……、すると、”Celebration”のイントロがフェイドイン!

♪ジャンジャンジャンジャンジャンジャンジャンジャン……
♪Celebration!
Celebration! ... ♪

眠れるわけがない。

ここでパッと目が覚める。もう、♪Our laughter echoing to the Himalayas♪なんて、『サウンド・オブ・ミュージック』(The Sound of Music 1965)のジュリー・アンドリュース(Julie Andrews, DBE, 1935-)か、ってくらいに、歌いまくってしまう。

♪Forever told wow wow wow~♪

深夜(未明の時もあれば、早朝の時もある)のノリノリ時間は過ぎ、エンディングに移る。フェイドアウトしながらタケのボーカルが消えて、女声コーラスだけが残り-。ほっと一息……つく間もなく、ダメ押しの中国風ジングル。

眠れるわけがない。

“Celebration”から最後のジングルへの流れを聴きながら眠れる人は、間違いなく強靱な精神の持ち主だ。この流れは一度も寝たことがない。

どん~より

それぐらい“Celebration”って、聴く度に毎回ワクワクして、すごーーーーく好きな曲だったんだけど……。

ε=(‐ω‐;;)

去年、ライブで“Celebration”を2度体験して、どん~よりしてしまった。
シブコーと『バンド狂時代』。2回とも。

理由はたった一つ。あの変な振り付けだ。ライブの常連さんはご存知だろう。

♪We’re celebrating, celebrating
The birth of the odyssey
Of things so grand and free♪

のバースだったかな、タケ先導でリズムに合わせて両手で頬をポンポン叩いたり、指を鳴らしたりという変な振り付けがある。「みなさん、いっしょにどうぞ!」的な雰囲気で。

……

「みんなといっしょに同じ事」をやることがすごーく苦手な筆者は、(協調性がないとも、社会に適合し難いともいう)、あの振り付けにドン引き。幼稚園のお遊戯かっ!
もう、こっちはお子ちゃまじゃないんだぞー! (*`´*)キリッ

いったいいつから?

あの変な振り付けって、いつからやってるんだろう。1979年の「セレブレイションツアー」の時にはなかった(たぶん)。その後のツアーでも見たことがない(と思う)。MAGIC CAPSULEのDVD(ビデオ)では、イントロ+♪Celebration×4♪+♪We're celebrating, celebrating…♪+♪Celebration×4♪という、暴挙とも言える編集(#`Д´)ノノ┻┻;。

それに加えて、件のバースの画面は、タケが拍手をし始めると、すぐに別のカットになるから確認ができない。カットが変わってもマイクがタケの拍手を拾っているから、少なくともここではやってないんじゃないかな。カットされた部分でやってるのだろうか……。当時はなかったような気がするな。

【追記】コメント欄にて、1979年のゴダイゴのコンサートで、すでにあの振り付けがあったという証言が!
Bluebellさん、ありがとうございます。< (_ _)>

再結成以降、タケは突然、思いついちゃったんだろうか……。あーあ、ホント、タケって何を思いつくか分かんないんだよな~(と、タケのアイディアだと決めつける)。
たとえ会場が心を一つにして渾然一体となっても、ぜったいムリだよ……。

(゜´Д`゜)

何の抵抗もなく出来る人が羨ましい。

♪Be in with the majority
And you will never loose♪ (”Let’s Play Democracy”)

あ、これは別の曲。

カッコイイ“Celebration”を

筆者はライブ版の“Celebration”が大好きだった。曲が進んでいくと、すべての楽器が止まり、歌声と拍手だけが残る-。その時、筆者も拍手でゴダイゴの演奏に参加しているような気持ちになれて嬉しかった。それなのに……。

どうか、どうか、神様(何教の神様でもいいです)、タケがあの振り付けを思いとどまってくれますように……。(-∧-)

今年はタケとTommyが還暦だから、シブコーか座間のどちらかで“Celebration”をやるような気がする。まぁ、筆者にはとてもとても難しい振り付けだけど、楽しめる人がいるのなら、お祭りだと思えばそれはそれでいいか。

とにかく……

タケ、Tommy、還暦おめでとう!

これまでありがとう。

これからもゴダイゴの音楽を楽しみにしています。(*^^*)

みんなで祝おう 喜びを分かち合おう
何もかもが とてつもなく壮大で
何ものにも とらわれない
一大叙事詩の始まりに

僕たちの笑い声が ヒマラヤにまで響いていく
時の黎明期に 永遠に語り継がれるだろう

“Celebration” おわり。

楽しいゴダイゴ・ウイークを!
(・_-)⌒>☆

ゴダイゴ
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コメント

  1. >チャンミさん
    コメントありがとうございます。
    ようこそたどり着いてくださいました。
    “Celebration”の振り付けは、同じようなことを繰り返すので、覚えにくいのではないでしょうか。解散後のタケソロでよくやっていたらしいですね。
    今回は、なくてほっとしました。
    と同時に、ちょっと残念でもありました。

  2. はじめまして_ρ(^^ )ノ 昨日30年ぶりにゴダイゴに参加して
    たどりつきました。
    セレブレーションの振り付けは、ツイッターで何度もみんなに呼びかけたけど
    みんな正確に覚えている人は、いなかったです(笑)
    死ぬほど~勘弁とおもいつつ~何百回もやらされたあの頃なのに
    どうしても思い出させないです(笑)
    今回実は、なくてほっとしました(笑)
    それでも、セレブレーションは大好きなだな♪

  3. メグメグさん
    コメントありがとうございます。
    他人はどうあろうと、自分の基準で楽しめばいいんですよ! o(^-^)o
    なんとなく意外ですが、タケは「みんなでいっしょに」が大好きですね。
    それにスパーッ!と無条件に乗っかっちゃうのも、それはそれで楽しいのでは? (*^^*)

  4. Bluebellさん
    コメントありがとうございます。1979年から振り付けあったんですか!!???
    ショックだな~。全然覚えてないです。(^^ゞ
    最近、ふと、当時のタケは、容貌も含めて佐藤弘道おにいさんみたいだと思ったりしていました。
    同じような事を考える方がいらっしゃるとは……。(*^^*)

  5. Yumiさん
    コメントありがとうございます。
    あ、なんかうれしい。(ノ^^)ノ
    私もやらないですよ。というか、できないんだな~、どうしても。
    “Celebration”も含めて、明日はどうなるんでしょうね~。
    タケの「ありゃりゃ……」、な部分もひっくるめて楽しみましょう! (^▽^)

  6. 確かに、ん~(?)って感じはありましたね。でも、促されるままに動いていた、わたし…
    同じ動きをしてくれることに一体感を感じているのでしょうね、タケとしては。
    いずれにせよ、いよいよ明日はコンサート!
    どんな曲をどんな風に聞かせてくれるのか、ワクワクしますね。

  7. 私が初めてゴダイゴのライヴに行ったのは、1979年春の宮崎市でしたが、セレブレーションで、タケカワユキヒデさんは「これは幼児の音感教育のための体操です。皆さんも参加して下さい!」と言って、リズムに合わせて、拍手したり肩や膝を叩いたりすることを、会場のお客さんにも要求しましたよ。
    大学生だった私は、会場を盛り上げるための手法だろうなぁと思いながら、その体操に参加しましたが、案外むつかしかったです。
    たから、私のタケカワさんのライヴでの第一印象は、NHKの幼児番組「おかあさんといっしょ」の「体操のお兄さん」みたいな人でした。

  8. お久しぶりです。
    えっ~と、私も全く同感です。大好きな曲だし、ライブでイントロが始まったら♪───O(≧∇≦)O────♪ってなります。でもあの振付はやだ!てか私はやりません。周りがやってもやらないで1人勝手に動いてます^^;とにかくいやなものはいやww
    それよりいよいよ明日は渋公ですね!今年はどんなライブになるのかな?タケの調子はどうかな?不安もありますが年に数回のお祭りと考えて楽しみたいです(*^_^*)

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