・INDEX「ゴダイゴ号で冒険!」
飛鳥Ⅱでのゴダイゴのコンサートの様子は↓からどうぞ。
以下の「ゴダイゴ号で冒険! レポ編」は、tiara_remix個人の飛鳥Ⅱ乗船にまつわる記録です。すごーくお時間がある方は↓からどうぞ。
https://tiararemix.blog.rouge22.com/asuka2-repo1/
二日目のあらすじ
飛鳥Ⅱゴダイゴ号では「身体を動かす!」をテーマに掲げ、筆者は第二日目の朝6:00頃から活動開始。いろいろあって、あれこれやって、そ・し・て! ゴダイゴのコンサートに参加。コンサートで盛り上がった後は、生演奏でサンバを踊り、へろへろになりながらも5デッキのレセプションで買ったASUKAⅡロゴ入りのハイソサエティな段ボール箱に荷物を全力で詰め込み、二日目を終えた。
最終日:3日目
宅急便で配送する箱やトランクなどの荷物は、午前7時までに船室のドアの外に出すことになっていた。わざわざエレベーターに乗って、重い荷物をレセプションまで出しに行かなくてもいいのはとっても楽。
「だけど、誰も荷物を見張ってなくて大丈夫?」
と、思ってしまった時点で社会階級がバレバレ。(^^ゞ
ということで、最終日もありえないくらい早起き。
前日の朝は信じられないくらいの強風だったから、デッキの散歩を楽しむことが全然できなかった。ある意味、冒険を楽しむことはできたけどね。それで最終日も朝一でデッキを歩くことに。客船に乗る経験はもう二度とないかもしれない。だから、
海から昇る太陽を見たい!!!
その一心だった。
……んだけど……。ρ(-ω- )
実は、この時は日の出時間にはまだ早すぎた。この日の日の出は6:51。
↓前日(2015/01/11)、日の出後に出直して撮った写真。
船首から船尾へ!
前日は船尾から出発して船首に向かったものの、ブリザード並みの強風に行く手を阻まれ、敢えなく船首へのアタックを断念せざるを得なかった。その雪辱を果たすため、今度は船首から船尾へ向かうことにした。
まぁ、前日に比べれば、風はないも同然。楽勝、楽勝。
って言うのは、やっぱり言い過ぎかな。なんてったって、無風状態の中でさえ船が前進すれば風が起きる。さらに1月だから真冬。そりゃ日本海側と比べたら、海は穏やかには違いないけれど……。
前日に比べれば、風はないも同然。ゞ(- -;) ソレさっきも言いましたが……?
筆者は船首へのアタックを難なく終え(アタックでもなかった)、次なる目的地の船尾に向かった。デッキを進んでいくと、行く手にまるで「上ってくれ」と言いたそうな佇まいの階段がある。
そりゃ、上るさ、もちろん。(*´σー`)
筆者は吸い込まれるように階段に足を掛けた。
やはり上の方が風が強い。寒い。でも海がパノラマ状に広がるのは爽快。
左舷側に行くと、富士山はまだそこにいてくれてる。青空を背景にした雄姿も美しいけど、朝まだき空と溶け合うのも趣がある。
空は雲一つない、というわけにはいかないけれど、空に薄く厚く折り重なる雲と神妙なまでに透き通った朝焼け。その多層的なコントラストが、形而上学的な問いを想起させる。
上へ上へ
筆者は階段を上へ上へと登った。
なぜ筆者は上層階をめざすのか。
なぜなら、煙とナントカは高いところが好きだから。
飛鳥Ⅱ乗船の2日間に渡り、強風の中ではあったが、筆者は自由にデッキを歩き回った。縦横無尽、傍若無人、フレップ並に彷徨した。その結果、正直、命の危険を感じた瞬間もあった。
だが、筆者はゆく。
タイトルは「ゴダイゴ号で冒険」だもの。(*`´*)キリッ
最上デッキにて
そしてついに最上デッキに達した。風はかなり強くなっていた。海風に煽られ、立って静止すらできないほどであった。しかし筆者はなんとか「ASUKAⅡ」をカメラに納めることに成功した。
この時、筆者は天啓のように悟った。
壱、船は船首に行くほど風が強くなる。
弐、船は上層階へ上がるほど風が強くなる。
この二点は、何人たりとも覆すことができない自然の摂理なのだ。
生きてて良かった……(ノД`)。
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