いやぁ、やっと一息ついた……。
怒濤のごとく2月が終わった。
ε-(;-ω-A フゥ…
このブログもしばらくぶりになっちゃった。というか、ここのところゴダイゴ自体聴けていなかったからな~。だってゴダイゴ聴いちゃうとテンション上がって、何も手に着かなくなるだもん。
てことで、今日は大野雄二さんの話を……。(←ゴダイゴの話じゃない!??)
大野雄二さんの話
大野雄二さんと言えばゴダイゴファンにはおなじみの音楽家。Tommyが“Super Hero”とかを歌っている『ルパン三世』や、「赤い狩人」を歌った町田義人さんをタケが見初めた「戦士の休息」や、♪Marin Express♪チャッチャッチャ≡(o^∀^)o♪とか、♪男は~、誰もぉ~ 夢の~舟乗り~♪とかを作曲している人。誰でも一度は大野さんの音楽を聴いたことがあると思う。あ、そうそう、ゴダイゴがCharさんとジョイントした1978年の『24時間テレビ愛は地球を救う』の音楽も大野雄二さん。
筆者はわりと大野雄二さんの音楽が好きで、『ルパン』のサントラはリアルタイムで持ってた。で、最近、ちょっと気になる曲があったので、コッソリ(誰から隠れているのか!?)『Made in Y.O.』(2005)というアルバムを買ってみたんだ。まぁ、超有名なサントラとかチューンをニューアレンジしてアーティストやミュージシャンをフィーチャーしてコンパイルしたみたいなヤーツー。(このカタカナ語の用法は合っているのか……?)
↓コレ。
“The Marin Express”
もちろん、さっき書いたゴダイゴがらみの曲が全部入ってるんだけど、筆者の一番の目当ては“The Marin Express”。
“Marin Express”って、最近CDで再発されたTHERE COMES A TIMEのボーナストラックに入ってて、今さらな感じがなきにしもあらずなんだけど、Amazonで中身を見たら、めっちゃそそられちゃって。/(^^;)
なんてったって、“(feat. タケカワユキヒデ&トミー・スナイダー)”だもの。
あれっ?
入力ミス? 本当に二人で歌ってるの? “The Marin Express”を?
Tommyだけじゃなくて? タケと? Tommyが? 二人で?
聴いてみた~~い!
ってことで、つい買ってしまった。
いや~、これ、さっきも書いたように、サントラとかチューンをニューアレンジしてミュージシャンをフィーチャーしてコンパイルしたみたいなヤーツーなもんで、バックも歌も2005年頃に録音し直している。つまり、2005年頃のタケとTommyの声質。
いや~、原曲を知っているだけに、おおっ、二人とも声が大人になっちゃったな~って、感慨深かった。最近は慣れてきたつもりなんだけど……。
タケの♪男は~、誰も~ン、夢の~ン♪のキーが下がってるのも、そうなんだけど、それ以前にまず若々しさっつーか、躍動感つーか、ハツラツさつーか、もっと根本的な細胞分裂してるぞー感がどうも足りないんだな。なんか「いやぁ、俺等の若い頃はさ~(-.-)y-゜゜゜」みたいな雰囲気を醸し出している。それがやっぱ残念かな。声質の変化は、まぁ仕方ないとしても、ちょっと歌い方が淋しい。もっとノリノリで歌って欲しかったな。
恒久的再結成前
あ、♪Marin Express♪チャッチャッチャ≡(o^∀^)o♪の話をしようと思ってたんだ!
とまぁ、そういうタケとTommyの、声がお父さん化した二人が歌う♪Marin Express♪チャッチャッチャ≡(o^∀^)o♪なワケ。発売が2005年だから、恒久的再結成の前にこの二人が揃ってレコーディングしていたってことか~。へぇ~。
やっぱね~、タケとTommyのツインボーカルは大好きなんだけど、ちょっと重っ。遅っ。歌い出しのところレコードの回転が落ちてるんじゃないかって心配になる位。MP3で聴いてることが原因じゃないと思うんだけど……。あ、そうか、タケとTommyがらみの曲だけFLACにすればいいんだ! でもこの「もったり」な感じは解消されないかも……。
これだけ書いといてナンだけど、それでもまぁ、一聴の価値はある。
Tommyからタケへ、タケからTommyへスイッチするところとか、二人でハモるところは、「おおっ!(^▽^)」ってカンジだもん。
Tommyとマツ(古っ!!)じゃなくてTommyとタケの♪Marin Express♪チャッチャッチャ≡(o^∀^)o♪
♪Mama~
あ、このMade in Y.O.ってアルバムには、あと、Tommyが歌う「人間の証明」♪Mama~, Do you remember♪ってアレが入ってるのが面白い。だけど、この曲はやっぱ、ジョー山中さんの方が好きだな。
米米の石井竜也さんが歌う「戦士の休息」もあるけど、町田義人さんの方がずっとずっと哀愁があって泣ける。
あれっ? ……いきつくところどの曲もオリジナルの方が好きって結論になっちゃうな……。
あ~、ダメだ。
開放感と寝不足で話が全然まとまらない。
ゴメン。(o_ _)o
次回は「心・技・体」を整え、ここに臨みたいと思います。(*`´*)キリッ
コメント
Bluebell さん
コメントありがとうございます。
本当にゴダイゴは色々な見方/聴き方がありますよね。
私がゴダイゴが好きなのは、無理矢理一言で言っちゃえば、彼らがハイブリッドだからなのです。
他のファンの方のお話をうかがうと、それぞれ見どころ/聴き所が違っていて楽しいです。(^▽^)
ゴダイゴは、奈良橋陽子さんとジョニー野村さんの歌詞の世界観や人生観がアカデミックだから、私は好きなので、日本語の「愛のスリーイヤーズ」は、初めて聴いた時から軽薄に感じて「あららぁ~(^_^;)」だったのですが、ゴダイゴの曲は、英語でもシビアなことを言ってますよね…。
例えば「ライティング・マン」は上品な曲調だと思うけれど、内容は「スター」についての現実をシビアな目で見て、ゆっくり舞台から消えて行きたいと歌っているし。ゆっくり照明を消して欲しいという、舞台の上の人の気持ちを歌いながら、もっと大きな意味も掛けて表現しているから、魅力的だったのです。
当時のゴダイゴファンの中心世代でもある17歳の女の子に向けた「愛のスリーイヤーズ」は、ストレートに「あと三年間はファンでいて!」と懇願しているようにしか聴こえなかったのですが、その後の芸能界で大ブームを興して来た複数のアイドル少女グループを考えると、この曲は、芸能界の本質について、人間の本質について、シビアに歌っているのかも知れませんね。
ゴダイゴって、奥が深いですね(^^)!
メグメグ さん
コメントありがとうございます。
たぶんタケを客観的に見る人が周囲にいないんじゃないでしょうか。
タケソロとか聴くと、よく「なんか違う」って思うことがあります。
キーがどうの、じゃなくてね。
昔“We Are the World”で、スティービー・ワンダーがボブ・ディランに、彼らしい歌い方を指導をしたことがありましたが(爆!)、私もタケにタケらしい歌い方を指導したいくらいです。(^^ゞ
Bluebell さん
コメントありがとうございます。
「愛のスリーイヤーズ」=「人間社会の普遍性」ですか。
なるほどね、その見方は面白いですね。
大人になったら、僕の元から離れる、っていうのは、お子ちゃまウケしていたゴダイゴには、確かにアイロニカルな感じがしますね。
最近のタケのライブを観ていて(聴いて)いると、アルバム1枚通しでなんか特に感じることが、声質、歌い方の変化ですよね。
で、もってもっと感じるのは、ゴダイゴって時代の先を行っていたんだな~ってこと。
英語の歌詞は当たり前で、曲の内容も深かった。今でこそ世界平和とか、環境破壊とか当たり前に歌われているけど、あの時代はそんな広い世界観で曲を作り出し世に送り出していた人たちっていなかった気がします。
だからこそ私は惹かれたんだと思うのです。
最近のゴダイゴのライヴで「愛のスリーイヤーズ」をタケカワさんが歌い出した時、客席から「キャー!」と黄色い歓声を上げた女性がいたことを、今朝は思い出していました。
そして、この曲の日本語の歌詞を初めて聴いた時、私は「あららぁ~(^_^;)」と思ったけれど、最近、この曲の日本語の歌詞を「僕=音楽産業」「セブンティーン=アイドル達」と解釈すれば、この曲の味が私は好きじゃないけど、人間社会の普遍性を冷静に歌って来た本来のゴダイゴの作品群と同じ材料で出来た曲だったのかなぁと、考えていました。
tiara_remix さんの「細胞分裂」という表現を見て、納得しました。アイドルの価値は、細胞分裂が盛んな世代だから自然に出るエネルギーの価値なんですよね(^^)!
いつの世も、17歳前後は「鬼も十八(数え年)、番茶も出花」。この頃から、ゴダイゴは「ワンディメンジョン・マン」みたいな深い内容を、さりげな~く歌っていたのですね(^^)。