「ウチュー」と「ゾーケー」と「ビシュー」

「サンシャインシティ宇宙展2012」 オープニングセレモニー
場所:サンシャインシティ アルパB1噴水広場
12/04/28(土) 11:00~
ゲスト:タケ

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オープニングセレモニー

豊島区長とか、サンシャインシティの取締役ナントカ(笑)とか、エラそうな肩書きの人の挨拶が何人かあって、カウントダウンとともにテープカット。

そして「サンシャインシティ宇宙展2012」始まる。

↓種子島から来た火縄銃兵衛(左)くん、あと名前が分からない2匹(2人?)のゆるキャラ登場。
きゃら

宇宙に造詣が深い!?

セレモニーが20分ほど過ぎたところで、上手の端に置かれていたエレピが舞台の中央に移動。

エレピがセッティングされている間、MCさんがタケと宇宙の関係を簡単に紹介する。MCさん曰く、タケは「宇宙に造詣が深い」らしい。宇宙飛行士の若田光一さんが、タケの出身校である浦和高校の後輩で、タケと若田さんは交流がある。さらにマンガ好きのタケは、映画化された『宇宙兄弟』も読んでいる、と……。

うーん……。

聞き違いだろうか……?

いや、確かに「宇宙に造詣が深い」と聞こえた。

タケが「宇宙に造詣が深い」なんて話は初めて聞いた。そもそも<宇宙>を対象とする場合、どの段階に到達すれば「造詣が深い」と言っていいのだろうか。対象がマンガなら分からないでもない。だけど宇宙となると、問題は壮大で深遠で難解だ。

たとえば「タケカワさんは、宇宙にとても関心をお持ちだそうで……」だったら、こっちだって「『銀河鉄道999』の主題歌を担当したしね、そうだろう、そうだろう」とか心の中でつぶやきながら、ニヤニヤ聞いていたところだ。

「宇宙に造詣が深い」か……。

タケがまだ出てきていないというのに、引っかかってしまった。
いったいあれは誰が作った資料なんだろう。タケ側か? 「造詣が深い」は、褒め言葉のように響くので、自分自身や自分の身内には使わない方がいいと思う。

たとえば、
「いやぁ、僕、宇宙に造詣が深いんですよね~」
って、どうなんだろう……。
どれだけ自信があるんだろう?
<宇宙>について。

宇宙飛行士や宇宙関連の研究者、宇宙開発機関の職員なら許容範囲なのかもしれない。
妥当な用法としては、たとえば若田さんがタケと宇宙談義をしたあとで、若田さんが「いや~、タケカワさんは宇宙に造詣が深いですね」と言う場合だ。これならすんなり納得できる。

MCさんはタケの宇宙知識がどこまであるのか知っているのか。いやいや、彼女は誰かが作った/誰かがタケのことを指して「宇宙に造詣が深い」と形容した資料を読み上げただけだろうな。

筆者は日本語の大家でも研究者でも国語教師でもない。当ブログで十分証明されているように、日本語の文法や言葉の用法が間違っていることは多々ある。だから言葉の用法が違うからといって、それを逐一指摘するつもりはない。ただ、筆者の一般的な語感の範囲内で、その言葉の使用によって<タケの好感度>に不利益が生じそうであれば、ネットの片隅からツッコミを入れようとは思う。

とにかくタケの紹介での「宇宙に造詣が深い」には違和感がある。筆者はタケが宇宙について話しているところを見たことも聞いたこともない。だから事実は知らない。本当にタケは「宇宙に造詣が深い」のかもしれない。けれど、<宇宙>に対しては公言しない方がいい。

タケの登場を待ちながら、「造詣が深い」の妥当な用法を、ネチネチネチネチネチネチネチネチ考えている間に、エレピのセットアップ完了。

セッティング完了

登場

タケが出囃子(と言っていいのか?)と共に、下手側から登場。

スーツは黒に極めて近い濃紺/ダークグレーの生地にストライプ。タイは紺地に赤と青のドット。シャツは淡いピンク。タケってネクタイをしていても、シャツの一番上のボタンを閉めないんだけど、あれは歌う時に喉を締め付けないためなのだろうか。以前、「千の風になって」で知られる秋川雅史さんが、歌う時に喉を締め付けないように、シャツの上のボタンを外しているという話をテレビでしていた。タケもそうなんだろうか。

けれども、タケって歌わない時でもシャツの一番上のボタンを外している時がある。テレビのバラエティ番組のゲストで出演した時に、そういう姿を見かける。あれ、好感度が下がるから(笑)、きちんと上までボタンを閉めて欲しい。肩幅に合わせるとシャツの首周りがキツイのかもしれないが、首周りと肩幅、袖の長さが選べるシャツがあるはずだ。めざせ、好感度アップ!

ここで唐突ながらセットリストを……

【セットリスト】

1. 「銀河鉄道999」(日/日)
2. “Gandhara” (日/日)
3. “Monkey Magic”
4. 「銀河鉄道999」(日/日)

「銀河鉄道999」も“Gandhara”も、“Monkey Magic”も、タケが弾くエレピ+聴いたことがあるオケで。まぁ、筆者が最近のライブを網羅しているので、聴いたことがあるオケなのはあたりまえなのだ。

“Monkey Magic”では、恒例の♪Monkey magic♪のリピートをタケ+観客の掛け合いで。本番で歌う前に、何回か練習をするんだけど、その時に、

タケ「♪Monkey magic♪ですからね。別の歌を歌わないようにしてください」

っていうのが、タケの最近のネタ。筆者は何回も聞いているので、慣れてきているのだが、最前列に座っていた教育ナントカ長がこのネタに純粋に笑っていた。良かった、エラそうな人にもウケて。v(^^ )

タケ+観客の掛け合い“Monkey Magic”は、客席にいた子どもたちが頑張ってくれた。子どもならではのハツラツとした♪Monkey magic!♪に、タケはいたく嬉しそうだった。やっぱ“Monkey Magic”って、子どもの心をガッチリ掴むんだな。

さて、今回のミニライブでタケのMCらしいMCは、会場に設置されている1着の宇宙服に関連することだった。この宇宙服は来場者の記念撮影用で、顔の部分が空いていて、後に立つと宇宙服を着ているように見えるという、観光地に良くある類いのものだ(板に書かれた絵じゃなくて、もっとしっかりしている)。タケも、別のところでやったことがあるという。

タケ「なるべく顔を前へ前へ出すと、本当に着ているように見えます」

と、コツを伝授していた。(^^)

アンコール

“Monkey Magic”が終わり-

タケ「ホントはこれで終わりなんですけど、あまりに短いんで、もう一曲。……『宇宙展』ですからね」

と、タケが言うもんで、筆者は心の中で「銀河鉄道999」はやっちゃったし、“Taking Off!”を歌ってくれたらうれしいな~なんて思ってたら……

タケ「もう1回 『銀河鉄道999』を……」

……だよね。

“Taking Off!”は大好きな曲だし、ファンとしては聴きたい。しかし、ファンでもない不特定多数が足を止めるイベント会場では、“Taking Off!”より認知度がはるかに高い「銀河鉄道999」の方がキャッチーだ。

二回目の「銀河鉄道999」は……、15分前に聴いたばっかだし……、オケも録音されたものだからいつも通りだし……、と思いながら聴いていたら、筆者の視界に入った(たぶん)公式カメラマンさんがシャッターを切っていない時に、断続的に身体でリズムを取っていた。このカメラマンさんがゴダイゴの「銀河鉄道999」を知っているからかどうかは知らない。だけど、とても微笑ましかった。(^^ )

タケの登場から退場まで、約20分といったところだろうか。会場では次のイベントの開始時刻が決まっているので、タケの持ち時間はカッチリ決められていたのだろう。ライブの出来としては、可もなく不可もなく。まぁ、普通。特筆すべき素晴らしいところもなければ、逆に指摘したくなる残念なところもない。そうか、こう言えばいいんだ、「終始、安定していた」。今のタケには、一番重要なことかもしれない。

フォトセッション

ライブが終わってタケが退場した後、筆者はタケはもう登場しないと判断して会場を後にした。そして辺りを少しウロウロしてから、再び会場を通りかかったら、なんとタケがステージに再登場して、ゆるキャラたち(たぶんエラそうな人たちもいたと思う)とフォトセッション(マスコミ用かも)をやっているではないか!!! 気付いた時には、タケが手を振って帰るところだった。鞄からカメラを取り出す間もなかった。

ああ……、今日一番のシャッターチャンスを逃してしまった……orz。
筆者は職業カメラマンではないので、フォトセッションを逃しても、デスクに怒られるとか生活を脅かされることはない。それに、現在のタケの<容姿>に萌えているワケでもない。現タケ容姿萌えなら、別の意味でマニアだ。ある意味、コワイ。

つまり、シャッターチャンスを逃したことで、実害はなにもない。「撮影禁止」とはアナウンスされていなかったので、ライブ中に何枚か撮ることができた。

↓単なる靴の写真ではなくて、右足でペダルを踏んでる瞬間。
足

そもそもタケは音楽家だ、容姿の美醜を売っているわけではない。
……そりゃ、その昔、タケは意識していなかったかもしれないけど、

……(ため息)、

そんな時期もあったなぁ……(遠い目)。

それにしても、フォトセッションを逃したのはなんたる失態!

ヨシ、この悔しさをバネに……。

なんのこっちゃ??? (*^^*)

拙文を読んでいただきありがとうございます。
楽しいゴールデン・ウイークでありますように。

ゴダイゴ
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コメント

  1. 青空さん
    コメントありがとうございます。
    選曲については、仕方ないかなと思います。
    ファン向けの曲だと、エラそうな人たちが「キョトン???」になるかもしれません。
    それで、超一般向けの選曲だったのでしょう。
    「銀河鉄道999」も“Gandhara”も“Monkey Magic”も、
    そろそろゴダイゴのライブで聴きたいです!!(*^^*)

  2. tiara様
    こんにちは。
    サンシャインも行かれたのですね。それにしてもまたこの曲目、微妙ですね・・・。
    Taking Off!は聴きたいですよね。渋谷でもそんなに無理を感じずにいい感じでしたし。
    せめて、星つながりでホーリーアンドブライトとか。
    タケはどう思ってるのかなぁ?
    お客様に喜んでもらえる仕事ならOKなのでしょうか・・・
    なんだかんだ言って集まってくる観客は従来からのタケファンが多いのでしょうから、マイナーな曲をやるほど盛り上がると思うのですけれどね。
    せめてアンコールくらい。
    Millions of Yearsなどやってくれたら最高だったでしょうにね。
    結局タケのソロライブがなんだかいちばん楽しめる気がしてます。
    ゴダイゴであれだけ精力的に多彩な曲をやってくれると嬉しいですが、いかんせん回数が少ないですものね。
    でもレポートは雰囲気がよくわかりましたよ!
    本当は私も行きたかったです!

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