イベント対象

Godiego in GRAND GENERATION'S COLLECTION 2014 (セットリスト)
Buzz ワード
幕張メッセ!


あっという間に先週から1週間経ってしまった。
時間が過ぎるのはなんと早いことか。

いつものように勢いに乗って「つづく」と書いてしまったので、今日はただの雑談。(^^ゞ

今回のイベントの正式名称は『グランド・ジェネレーションズコレクション2014』(G.G Collection 2014)という。

イオンいわく、

グランド・ジェネレーションとは、人生という長い時間の中で最上の時を迎えた「おとな世代」のこと。そんなG.G世代が人生の後半戦を楽しむための「モノやコト」を満載して、今年もG.Gコレクションを開催します。「幕張メッセ」

とのこと。

イオンは55歳以上を対象に「G.G WAON・G.Gイオンカード」でポイントの優遇もしている。
(「55歳以上のお客さまにおトクなG.G WAON・G.Gイオンカード誕生!」)

この「グランド・ジェネレーション」、 略して「G.G」なんて、ずいぶん大胆なネーミングだ.
そう感じたのは筆者だけではないと思うな。「G.G」って音だけ聞いて、ストレートに言えば「ジジイ」ってこと? こんなことを連想するのは、筆者の発想の貧困さゆえだろうか。あえてそれを狙ってるような気もする。裏の裏は表というやつか。

イベントが以上のようなコンセプトだからか、ライブ中タケは「大人っぽい曲を用意してきました」と言っていた。
ここでもう一度当日のセットリストを見てみよう。

 "The Birth of the Odyssey" (テープ、っていうか録音ね)
1.“Monkey Magic”(イントロが長め。ラジオ番組のオープニングも兼ねているからかも)
2."Cherries Were Made for Eating"

MC

3.“A Face in the Crowd”
4.“Flying”
5.“Holy and Bright”(日・日)
6.“Gandhara”(日・日)

MC

7.“Happiness”(日・日)
8.“Under Underground”
9.“Last Hour”

MC

10.“Beautiful Name”(日・日、歌合戦)

MC

11.「銀河鉄道999」(日・日)

今回はラジオ放送を意識してだと思うけど、 MCのたびにタケが曲名をすべて紹介。

セットリストは充実してた。一連のヒット曲のほかに、ドラマの『西遊記』で頻繁に流れた印象的なイントロの“Flying”とか、ビールのCM曲だった“Happiness”があって、不特定多数のゴダイゴをよく知らないラジオのリスナーさんたちにも、「あ、どこかで聞いたことがあるな」と、受け入れられやすいセットリストだった。

一方で、アルバムDEAD ENDからの選曲は、コアなファンを満足させる。 筆者は“Flying”が演奏された2006年の東大寺もDEAD ENDからの曲を中心に演奏された2008年の東京芸術劇場へも行っていない。だから自分が生きているうちに、ライブでこれらの曲を聴けるとは予想していなかった。だからうれしかった。タケの口から曲名が発せられた瞬間、喜びすぎて椅子から転げ落ちるところだった。(あぶなかった~)

それはそれとしてー

筆者は7曲目の“Happiness”から始まる3曲のシークエンスを聴きながら、頭の中が妄想でいっぱい。

曲を内容的につなげると(なんでつなげちゃうんだろ?)、幸せに浸るある男が、人目もはばからず♪ハッピネース、ハピネース♪とか脳天気に歌ってたら、突然、何らかの重大な社会問題に巻き込まれ、地下のそのまた地下へ引きずり込まれる。そして彼は死を覚悟する。ああ、なんて悲しい展開なんだろう……(ノД`)

ミュージカルじゃないんで、曲の内容をいちいち関連させるのもどうかと思うんだけれども…。
(当ブログの基本コンセプトは「ゴダイゴを聴きながら妄想とかを語る」です。念のため)

そんな妄想で内心密かに盛り上がったライブの翌日(月曜日)、ゴダイゴの話題を探してテレビ(ワンセグ)で『モーニングバード』を見ていたら、このイベントが取り上げられていた。残念ながらゴダイゴの話題はなかったのだが、会場で扱われていた商品の紹介があった。たとえば体型をカバーするような衣服とか、G.G世代の夫婦向けにウェディングドレスなどの衣装を着た結婚写真の撮影とか。

この番組によれば、会場では棺に入る体験もできたようだ。棺の中で横たわり、薄くて白い布団をかけられ、そっと蓋を閉められる。これはやってみたかった!!! 真っ暗な棺の中で“Last Hour”を口ずさみながら、これまでの人生を反省したかったな……。

この入棺体験を知ってからセットリストを見直すと、イベントの対象に合わせ、いわゆる<終活>を意識させる曲を意図的に組み込んだようにも思える。それにイベント=お祭りなのに、社会の閉塞感をテーマにしたDEAD ENDからの選曲っていうのが挑発的でステキ。

もし単なる偶然だとすれば……、

それはそれでやたらスゴイ。

~*~~*~~*~~*~~*~
ライブのラジオ放送は以下のとおり。
『文化放送ホリデースペシャル グランドジェネレーション ミュージック』
2014年4月29日(火)11:00~12:55
~*~~*~~*~~*~~*~
【追記】2014/04/29
↓オンエア日当日(2014/04/29)の記事
ゴダイゴ in 『文化放送 ホリデースペシャル グランドジェネレーション ミュージック』


【ふろく】↓せっかく撮ってきたので……。
ミッキーが弾かないオルガン。

ゴダイゴ
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コメント

  1. >青空さん
    コメントありがとうございます。
    本当にこのセットリストにはシビれました!!!
    o_ _)ノ彡☆ばんばん!!
    ワインが欲しいっていう気持ちは分かりますよ。
    私も危うく買うところでしたもの。でも最近、なんかやたらチケット代とか交通費等々が掛かってorz、その上ワインまで買ってしまったら大変なことになります。(いや、結構もう大変なことになっていますが)
    なので、WAONをスッカラカンにし、現金をあまり持たずに行ったのです。が、なんと幕張メッセの入り口に銀行のATMがあって、財布の中にキャッシュカードがたまたま入っていて、会場でチャージできるもんで、つい、ふらふらっと5分ほど並んでしまいました。途中でハッと我に返って、列を離脱しましたけれど……。
    そっか6月はSteveがいなかったんですね。
    じゃ、ヨシザワならではのセットリストが聴けることでしょう。
    それも楽しみですね~!(^▽^)

  2. 最初にセットリストをアップされていた時もまじまじと見てしまいましたが、最高ですねぇ。
    私はワインも欲しかったし(あのシルエットのデザイン、結構好きです)行きたかったです!
    ファン垂涎の3,4(もしかしたら2も)と8,9(もしかしたら7も)はのちのちの編集のためにまとめてあるのかしらと勘ぐってしまいますが、とにかく素晴らしいです。
    どなたの発案なのか知りたいな~と思います。
    6月の横浜に期待します。
    “Under Underground”がないのがわかっているところがちょっと残念ですが。

  3. Bluebellさん
    コメントありがとうございます。
    ご指摘のように、今回のG.G コレクションのイベント対象の世代と、ゴダイゴのファン層の年齢は、まだ少しずれているように感じました。しかしこのイベントが毎年恒例ならば、いずれファンの年齢が追いつくでしょう。イオンは将来の購買層をも見据えていると思います。
    今回のゴダイゴグッズの物販に関してですが、たぶん売っていなかったと思います。会場内をウロウロしてみましたが、 Tシャツやうちわ、 CDなどのゴダイゴグッズは見つかりませんでした。ゴダイゴラベルワインは、お酒の販売ブースの店頭にありました。私はこれにびっくり。
    ファンから見れば、ゴダイゴワインは、ゴダイゴグッズですが、イオンから見れば、たくさんあるワインの銘柄の内の1つにしか過ぎないのかもしれません。
    恐るべしイオン!

  4. 55歳以上と言えば、子育てが一段落して、退職までは時間のある、人生の中で最も時間とお金に余裕のある世代ですね。
    イオンの顧客ターゲットとしては「なるほど~」と思いますが、ゴダイゴのファンは47歳位にピークがあって、42~52歳位がファンの大半だから、マッチングにズレを感じました。
    でも、ゴダイゴの側から考えれば、最も余裕のある世代に向けて、新たな顧客層を開拓する訳だから、有り難いイベントだったでしょうね。会場で、CDは販売していたのかしら?

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