「宣材写真」とは「宣伝材料写真」の略。
つまり芸能人等を売る時に使う宣伝用写真のこと。
コンサートなどのイベントのチラシ、ポスター、サイトなどの宣伝媒体には、宣材写真が使われる。テレビのバラエティ番組で、出演者以外の有名人の話題になったときに、画面の端っこに表示されたりもする。最近では番組制作費の削減から写真ではなく似顔絵になっていることが多い。
ゴダイゴが今の所属事務所に移って間もなく、ハブマーシーのゴダイゴのページを初めて見たとき、そりゃもう驚いたのなんのって。そこに掲載されていたのは、なんと“Beautiful Name”のジャケット写真(モノクロver.)!
いや、そこじゃない。
なんと1979年の写真!
知名度があれば宣材写真なんてアップデートする必要がないのだろう。たとえば1988年結成の爆笑問題は、デビュー当時の宣材写真を2014年の現在でも使っている。
それでも現在の某バンドに関して言えば、特に真ん中の人なんか、メンバーチェンジしたんじゃないの、っていうくらいの変わりっぷりなのに、いいのかこの1979年に撮った宣材写真で? しつこいけど今年は2014年。
事務所のサイトのみならず、2013年BBL OSAKAライブでも、同じ宣材写真が使われていた。事務所から貸し出された写真なんだろう。この宣材写真には、事務所誘導の販売戦略でもあったんだろうか。全く意味が分らん。
リアルタイムのファンの筆者は、大昔の宣材写真が使われている事になんとも言えない違和感を持っていた。そんなんで前頭前野がもにゃもにゃしていた矢先、去年(2013年)のいつごろだったかな、駅の通路の壁に貼られていたサザンの野外コンサートのポスターにふと気づいたんだ。
Σ(゚∇゚*)!! でかっ!
いやそこじゃない。
ポスターに写っていたサザンは紛れもない年齢を重ねた現在の姿。どっかのバンドのように、大昔の写真を使ったりはしない。そりゃ、プロの手で最大限のレタッチは施されているだろうけれど、さすがサザンだよ。
一方、かつてのライバル(と筆者は思っている)ゴダイゴの宣材写真は1979年のやつ。
あ、そういやアップデートされた宣材写真もあったな!
↓コレ! 当ブログでは、便宜上↓これを「宣材写真 どすこいver.」と名付けよう。
もうね、ホント、カンベンして~~~! いや、タケ(1952/10/22生)と草刈正雄(1952/9/5生)が同い年だからと言って(むしろタケの方が1.5ヶ月ほど年下)、タケに彼ほどになれとは言わない。あっちはモデル&俳優で、こっちは音楽家だもの。しかしかかしおかしむかし……。ファンとしては、宣材写真は慎重に選んでほしい。
さすがに去年の野音とか、今年(2014年)の「ジャパニーズロックのレジェンド~GODIEGOプレミアムLive 2014~」ツアーの写真はいいじゃん! 最低でも、こーゆーセンスでいってほしいんだよな。
↓これも現在の姿だけど、雰囲気が良くてすごい好きだな。これを便宜上「宣材写真 窓辺の陽だまりver.」と名付けよう。
↑同じページに「どすこいver.」も載っているのがなんか……。(・_・、)
筆者がもたもたしている内に、BBL OSAKA ライブ(2014/10/1 Wed. ~ 10/3 Fri.)が発表された。このサイトでは「窓辺の陽だまりver.」が使われている。
この流れを見るとゴダイゴの宣材写真は、順次「どすこいver.」から「窓辺の陽だまりver.」へ移っていきそう。よかった~。うんうん、その方がいいよ~。それにしても1979年の写真を使うのはもうやめた方がいいと思うけどな。未だに事務所サイトに掲載されているのは事務所の方針なんだろうか……。 "o(-_-;*) ウゥム…
そういえばタケの個人事務所の宣材写真も……orz。
1990年代早々にゴダイゴもタケも見捨てた筆者ではあったが、2011年に真夏のゲリラ豪雨のようなゴダイゴ熱が再発し、ネットで情報を探し探して読みまくり、タケ個人のサイト発見に狂気乱舞……、と、いうより、そらもうもう、もう、びっっっくらこいた。
トップページの写真が、いきなりなんかエラそう。素人さんが撮りましたオーラ大全開。プロに撮ってもらえばいいのに……。いや、もし、もしもだよ、あれがプロのカメラマンの仕事だったら、もし筆者がタケのブレーンなら、星一徹ばりにちゃぶ台ひっくり返して激怒するレベル。よくアレをサイトのトップぺージに載せようと思ったな。タケのソロ活動のチラシ等で使われている写真もさー……。(感じ方には個人差があります。あくまでも筆者個人の感想です)
写真の選定にはタケも関わっていただろうから、タケのツルの一声で決定したのかも。だとしたら天才の感性にはやっぱりついて行けないや。
まぁ、タケほどの知名度があれば宣材写真の印象が営業結果を左右することも、集客に影響することもないだろうから、事務所としても無駄に経費を掛けたくないんだろうな。なんてったって「『銀河鉄道999』の作曲者です」の一言で、コトは足りる。本当は宣材写真なんか必要ないのかもしれない。
それでも……
やっぱり対外的にはもっといい宣材写真を使ってほしい。
だって
だって
ファンなんだもん。
コメント
Bluebell さん
情報をお寄せいただきありがとうございます。
「アー写(アーティスト写真)」という言葉は知らなかったです。
勉強になりました。
……って、「アー写」も「宣材写真」も使う機会ないです。(^^ゞ
アー写(アーティスト写真)と言うのだとばかり思っていました。調べてみたら、同じもので、アー写は俗語だったのですね(^^)。
ABCDE気持 さん
宣材写真の使用時期を教えていただきありがとうございます。
窓辺の陽だまりver.は、そんなに前の写真なんですか。でも“Beautiful Name”モノクロver.に比べたら、許容範囲内です。
下のパクってきたスタジオ写真は、窓辺の陽だまりver.と時期が近そうですが、“Beautiful Name”モノクロ写真より断然いいと思うのですがねぇ……。
http://rouge22.com/public_html/tiararemix.blog/wp-content/uploads/1317365551_MG_2494.jpg
http://rouge22.com/public_html/tiararemix.blog/wp-content/uploads/1317391229_MG_2625_2.jpg
*出典元:
http://www.reverbnation.com/page_object/page_object_photos/artist_1970322?sel_photo_id=7252136&onphotoview=increment_lp_photo_views
「もっと明るく……」とか、「カメラの位置が……」とか注文はありますが、「どすこいよりいいよ、どすこいより」、というのが率直な気持ちです。
Tommyがフランスにいたり、Steveが関西にいたりでなかなか集合写真を撮る機会がなかったのでしょう。それに年に一度か二度しかなかった(今や過去形)ライブ時に、スタジオで宣材写真を撮ろうとは誰も思わなかったのでしょうね。というより、宣材写真なんて、メンバーもスタッフさんも事務所も、もはやどうでもいいことなのかもしれません。
いちおう使用開始時期≒撮影時期と考えて…。
(1)窓辺の陽だまり
2006年10月25日発売のシングル『ONE FOR EVERYONE』の裏ジャケで
初使用。よって2006年5月の再始動後の撮影(浅野さんの顎ひげが特徴)。
なお、ゴダイゴのfacebookのプロフィール写真はその服装から、この時の
別テイクと思われる。
(2)[打消]どすこ[/打消] ミッキーさん中心の5人横並び
2011年5月の、結成35周年コンサート前の宣材から使用。商品(特典)と
しては、同年2月9日発売のシングル『Walking On』をディスクユニオンで
購入時に、この宣材写真をプリントしたハガキ大のカードが特典だった。
(3)野音ライブのフライヤーの個別写真
今年→昨年(2013年)10月の野音ライブでのショット。
昨年→一昨年(2012年)11月の渋谷公会堂コンサート写真。
昨年に事務所を移籍した際に、新たにスタジオで宣材写真を撮っておけば
よかったのにとは思いますが、(1)のように商品(CD)に使ったり、
(2)のような活動の区切りでないと、なかなか撮る機会がないのでしょうね。
毎年のコンサート、ライブ写真はちゃんと撮影されているのですが…。
メグメグさん
コメントありがとうございます。
分っていただけてとってもうれしいです。
『THE REBORN SONGS』のジャケットは、写真に絵画風エフェクトがかけてあるので、なおさらヘンな感じがするのでしょうね。このシリーズは、他のアーティストのCDも絵画風ジャケットがあります。だからあのジャケットは企画者サイド(徳間ジャパンコミュニケーションズ)のセンスなのでしょう。いっそのこと写真のままの方が良かったのかもしれませんよね。
同感です。
私の中にも、なんでこの写真?っていうのがあります。
イケてないな?と思うのは、どすこいバージョンもそうですが、「THE REBORN SONGS?LEGEND?」
くちびる怪我した?って見えちゃって、どうもダメ。
ピアノに寄りかかっているのも、ん?って感じ。
タケデモのVOL.7、8は好きですね。
1番新しい僕ソンの案内ハガキ、KENTO’Sで撮ったであろう写真もいい。
ファン目線で、メンバーの魅力があふれる写真を選ばせていただきたい、と思うのは私だけではないはずです。