2011年12月13日(火)開催
GODIEGO NIGHT at Mt.RAINIER HALL
すごーくお時間のある方は↓からどうぞ。
極秘潜入! GODIEGO NIGHT at Mt.RAINIER HALL その1
極秘潜入! GODIEGO NIGHT at Mt.RAINIER HALL その2
極秘潜入! GODIEGO NIGHT at Mt.RAINIER HALL その3
極秘潜入! GODIEGO NIGHT at Mt.RAINIER HALL その4
最終回の今回は、GODIEGO NIGHTで筆者のツボにはまったトピックをざっくりと-。
・離婚
ゴダイゴのうち、3人が離婚経験者である。
元々、竹越かずゆきさんが独身だという話からの展開だったと思う。
で、
「そういえばTommyも独身だよね」
とか、
「牧師でも離婚してる……」
とか、
「Tommyは何回離婚したんだっけ? 5回?」(筆者注:実際、Tommyが何回離婚したかは知らない。ミッキーの方が離婚の回数は多いんじゃないかと思う。事実をご存知の方はおしえてください。)
とか、まぁ、そういうじゃれ合いの後……
ミッキー「離婚して気づくことをリコグナイズ(recognize)と言う」
ダジャレ!?
それを聞いたタケが続ける。
タケ「離婚して農場をやることを、リコンファームという」
シーン……。
正直言って、わかりにくい、このタケのダジャレは。
海外に団体旅行ではなく、一人旅をしたことがある人なら分ると思う。飛行機やホテルのオーバーブッキングやキャンセルがないように、自分の予約を再度確認することを、「リコンファーム」(reconfirm)という。
タケのダジャレはその「リコンファーム」に掛けたものだ。「リコンファーム」(reconfirm)の「ファーム」と、農場のファーム(farm)では綴りも意味も違う。ダジャレだからその辺は全然いいんだけど、もうちょっと日本人になじみのある単語だったら、ウケたかもしれないのに……。
ダジャレの解説ほど、むなしいものはない……。
ミッキー「こんなふうに、ゴダイゴでは英語と日本語が混ざったダジャレが日常茶飯事で……」
と言って、続ける。
ミッキー「そのとおり、青山通り、とかね」
「英語と日本語、混ざってないじゃん」と、ツッコミが入った。
タケだったと思う。
・還暦
GODIEGO NIGHTは、ミッキーの還暦祝いの一環である。
来年はタケとTommyが還暦を迎える。
ミッキー「こういうのはお葬式と一緒で(笑)、やる側の気持ちだから」
若いミュージシャンと交流のあるミッキーは、彼等が還暦のときに自分が行けるかどうか分らないけど、竹越さんの時なら行けるんじゃないか、と言う。
竹越さんは現在34歳で、竹越さんが還暦の時、つまり26年後、86歳のミッキーがお祝いに行く時には、「車椅子に乗ってるかも」と言っていた。Tommyがすかさず「点滴して」。
ミッキー「DEAD ENDのイントロなんて、ピアノ弾いてるんだか、手が震えてるんだか分かんないかもね(笑)」
SteveがMCに?
昔、タケがステージで何を言い出すか分らないから、MCを他の人にしようとしたことがあった。
Steveのお父様が昔、FENのアナウンサーをやっていたことがある。そんなことから、MCをSteveにしようという話になった。
ミッキー「(残念そうに)Steveもね……。お客さんに『(上から目線で)また来いよ!』とか言っちゃうんだよね」
Steve「(大爆笑)」
さて、アンコールの“Celebration”が終わると、ゴダイゴが舞台前面で一列になり、客席に向かって一礼する。この光景は何度となく見てきた。
その瞬間、Steveが飲んでいたペットボトルを客席に向かってポンと軽く放り投げた。水が半分以上残っていたペットボトルは、クルクルッと回転しながら低い弧を描く。前方の観客がキャッチしたようである。
気づいた人は少なかったもしれないが、Steveの隣に立っていたタケがSteveをたしなめているように見えた。
Steveが執筆した『Who Am I?』(クレスト社、1995)を、最近読んだ筆者は、この光景に、Steveの根底に眠るヤンチャな部分を垣間見たような気がした。
ゴダイゴはミッキーと、このSteveの二人から始まったのだ。
・約束
ミッキーは「井上堯之さんと約束したことがある」と言って、こう付け加えた。
「絶対に音楽をやめないこと」
ミッキーの音楽が、これからも続くのは間違いない。
2011年12月13日(火)21:50分頃
GODIEGO NIGHTは幕を閉じた。
*しつこいようですが、今回のGODIEGO NIGHT極秘潜入レポートは、筆者の頼りない記憶に基づいた再構成です。トピックの順番や、会話部の台詞は、実際とは異なっている部分が多々あると思います。大体このような趣旨のことが話された、とご理解くださいませ。
コメント