2011年12月13日(火)開催
GODIEGO NIGHT at Mt.RAINIER HALL
すごーくお時間のある方は↓からどうぞ。
極秘潜入! GODIEGO NIGHT at Mt.RAINIER HALL その1
極秘潜入! GODIEGO NIGHT at Mt.RAINIER HALL その2
極秘潜入! GODIEGO NIGHT at Mt.RAINIER HALL その3
前回は、ゴダイゴがゴダイゴになるまでを追った。
今回は、GODIEGO NIGHTで語られた、「食べ物」の話でまとめてみよう。
・シャコ
ミッキー「昔はいろんな面白い物もらったよね」
というミッキーのフリから、話はシャコを大量にもらったという話に-。
シャコの送り主は、タケの知り合いだった。タケが話したシャコの送り主にかかわるエピソードは、「MORエッセイ」(『タッタ君現わる』)で読んだことがある。おそらく同じ人物だろう。
そのエピソードを簡単にまとめると次のようなものである。
タケが学生時代、海の近くにあるお友達の田舎へ遊びに行った。で、その時に大量のマグロの刺身が出される。刺身の間に挟まっていた薄切りのニンニクを、タケはタマネギだと思ってバクバク食べる。しかし、当時タケはニンニクが苦手だったから、段々どんよりしてしまい、皿を遠ざけ、体勢は低くなり……。タケは具合が悪くなってしまう。(「クサイ!」『タッタ君現わる』pp.155-159)
タケはその後5年間くらい、ニンニクが食べられなくなった。GODIEGO NIGHTでは「カツオ」って言ってたような気がするけど……、はっきり思い出せないや。まぁ、とにかく、その大量の刺身を出してくれた方から、ツアー先に今度は「シャコ」が大量に送られてくる。洗面器に山盛りになるほどあったらしい。
アサノさんが(たぶんタケと)相部屋で、翌朝、顔を洗おうと思ったら、洗面器がすごい臭かった。アサノさんはシャコは苦手なので、食べていない。
タケ「ロックバンドなのに、裏でシャコ食ってる(笑)」
シャコは殻が固いので、剥く時に手に怪我をすることがある。タケも「手がボロボロになりながらシャコを食った」と言っていた。
・カステラ
『走り去るロマン』のプロモーションで、ミッキーとタケが長崎に行った時のこと。
長崎といえば、「長崎屋のカステラだろう、文明堂じゃなくて」って話になり、ミッキーとタケは、カステラを<一人一本ずつ>買って、電車(「長崎線」と言ってたような気がする)の中で食べたことがある。タケは、カステラ一本丸ごと食べたことをすっかり忘れていた様子。
タケ「それ(カステラを一本食べたこと)が、今に蓄積されてるのかな」
これを聞いて、筆者には、ミッキーとタケが、まるで節分の恵方巻きのようにカステラにかぶりついている姿が浮かんだ。でも、そんなことないか。何より食べにくいもの。
実際、どのようにカステラを食べたのかは語られなかった。
プロモーションの旅に、フォークや皿を携行しているとは思えない。ナイフなんてもってのほかだ。
旅先の電車内で、ミッキーとタケは一体どうやってカステラを一本食べたのだろうか。知りたい。
・その他
「あの時は、よく食ったよな~」って話が出て、横浜に行くと必ず中華街に行っていた。
説明不要かもしれないが、横浜はミッキーの家があり、ゴダイゴ専用の山手スタジオがあった場所である。それで横浜によく行っていたようだ。
タケは、ミッキーと出会った当時、浦和に住んでいたから、浦和と横浜を往復することが多かった。
タケ「遠いから横浜国大辞めたのに、また横浜に行くことになっちゃった(笑)」
筆者注:浦和から横浜(磯子)まで、京浜東北線で乗り換えなしで行くことができる。yahoo路線で調べたところ、2011年12月現在で片道1050円、1時間34分。乗り換えて、京浜東北線より速い電車に乗ったとしても、10分くらいしか違わない。昔、タケが電車の中で作曲するって言ってたのも納得がいく。
ウィンドウを見ながら
それはさておき。
タケによれば、当時、ミッキーは歩く時に、道の方を見ないでウィンドウを見ながら歩いていた。
そしてふと立ち止まって、食べ物屋のウィンドウを指して言う。
「コレ、いってみる?」
こうしてゴダイゴは、35年後-
あのようなゴダイゴなった。
「極秘潜入! GODIEGO NIGHT at Mt.RAINIER HALL その5」へつづく。
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