「タケカワユキヒデ 僕のソングブック~X’mas Special」レポその1

Didgeman / Pixabay

「タケカワユキヒデ 僕のソングブック~X'mas Special」
2011年12月21日(水)19:00~21:10頃
於:Sonorium (ソノリウム)(東京都杉並区和泉)
セットリスト


タケのX’mas Specialは、セットリストだけでスルーしようと思ったんだけど、なんとなく、今年が納まらないような気がするので、遅ればせながら軽~くレポを……。

以下は、頼りない筆者の記憶による再構成です。だいたいこんなことが話されたという体で、お読みください。

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カゲアナ

「僕のソングブック」シリーズに初参加の筆者が期待しながらソワソワ開演を待っていると-、

「本日はご来場いただきありがとうございます。携帯電話、アラーム付時計……」というお決まりのアナウンスをタケの声で。

さらに、

「演奏中の撮影・録音は、ボクが恥ずかしいのでご遠慮ください。そのうち、販売するかもしれません……」

ぷぷっ(笑)。
う~ん、ツカミはOK!
そしてオープニングは、ピアノでしっとりと、♪あわてんぼうのサンタクロース……♪ (作詞:吉岡治、作曲:小林亜星)

へぇ、「X’mas Special」と銘打ってるだけあって、こういうオープニングもいいなぁ。と、じ~んと聞き惚れる。

この曲が終わると、タケはピアノから離れ、センターへ移動。
そして譜面代にiPad(=カンペ)をセットし、椅子に座る。

タケ「今回は<歌手>をやろうと思って、オケを作ってきました」

ということで、第1部では、タケは歌に専念。

タケは小学生時代から歌手になりたかった。でも「歌手になりたい」と言うのが恥ずかしくて、

「パイロットになりたい」

と、ごまかしていた。

構成が……

まぁ、こんな感じでMCは結構楽しかったんだけど、「あわてんぼうの……」以降、クリスマス・ソングが延々……、いや次から次へと……!(“Aura Lee” はクリスマス・ソングではなさそう)。で、第1部の終盤では、タケの“Jingle Bell Rock”を挟みながら、観客だけで「ジングルベル」とか「赤鼻のトナカイ」などの超定番クリスマスソングを歌う……orz。

前回アップしたセットリストを見ていただいて分かるように、ライブは3部構成で、第1部はクリスマス・ソング、第2部はザ・ビートルズ、第3部がゴダイゴ・ヒットソング。

タケ信者には楽しいライブだったのかもしれない。

でもな~。

筆者はタケファンだけど、信者じゃない。だから正直、ちょっと物足りなかった。いや大いに物足りなかった。筆者はタケの曲/歌を聴きに行ったのであって、観客の歌を聴きに行ったのでもなく、クリスマス・ソングを歌いに行ったのでもない。

第1部のクリスマス・ソングコーナーがやっと終わって、いよいよタケの曲だ! と期待した矢先、ビートルズコーナーに突入。ビートルズに興味が無い筆者は、キョトン。次々と繰り出されるビートルズの名曲を聞き流しながら(ゴメン)、このままタケの曲は1曲も聴けないの?? と、不安がよぎる。

いくらタケが歌おうと、ビートルズに興味ないんだ。で、ビートルズコーナーの進行が淡々としていて、一曲終わると「ありがとうございます。じゃぁ、次は****です」、「次は〇〇〇です」「次は△△△です」って感じ。ビートルズにはいい曲があるのは認める。だけど、タケカワユキヒデが作った曲の方が超、超好きだ。

タケの曲を聴きに行ったのに……。

っていうか、みんなそうなんじゃないのかな。タケのライブに行って、クリスマスだからといって、クリスマス・ソングやビートルズにライブの半分以上を費やして、満足なのだろうか。

タケだってクリスマス・ソングを作曲しているはずだ。それなのに、タケの曲は一曲も歌われなかった。なぜ自分の曲は歌わず、他人の曲ばかり歌ったんだろう……。
これは素朴な疑問。

ヒット曲をプレゼント

ということで、開演後1時間以上経って-

タケ「クリスマスなので、ヒット曲をプレゼントということで……」

客席「(拍手)」

「逆だよっ!」

これは筆者の心の中でのツッコミ。

タケの曲の合間に、「クリスマスなので、プレゼントということでクリスマス・ソングを2、3曲……」にしてほしかったな。

そういうわけで、1時間以上経過してやっとゴダイゴコーナーへ。
連続ビートルズに気を失いかけていた筆者は、ここで目が覚めた。

「軽~くレポ」と前置きしておきながら、次回に続くのはなぜだろう。

次回はゴダイゴコーナーの話を……。

「タケカワユキヒデ 僕のソングブック~X'mas Special」レポその2 へ続く。

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