たびのおもいで -その5-

すごーくお時間がある方は↓からどうぞ。
たびのおもいで -その0-
たびのおもいで -その1-
たびのおもいで -その2-
たびのおもいで -その3-
たびのおもいで -その4-


女性係員さんに誘導され、一階ステージ前の通路に着いたとき、まだステージ上では他の座席番号が呼び上げられていた。その間、しばらく通路で待機……。

鏡見る時間くらいあったじゃんかぁぁ……。(ノД`)

jarmoluk / Pixabay

三階から一階まで階段で下りている間も、一階の通路で控えている間も、「困っちゃうな、“Celebration”だったら」とか「困っちゃうな、知り合いにバレたら」とか、筆者は山本リンダ並に困っちゃっていた。

なんかもういろんな事を諦め、とりあえず掌で髪を撫でつけ(当然ツバはつけていない)、言われるがままにステージに上がる。

すると

そこに

ミッキーが!!

あっ、ミッキーだ! ミッキー!!

いや~あんな近くで見たのは初めてだったもんで、超~舞い上がった。今思うと、本人を目の前にして「ミッキー! ミッキー!」と、やたら呼び捨てにしてしまった。そんな素っ頓狂でキモい筆者にも、ミッキーは呆れるでもなく、ニコニコ(*^^*)見守ってくれた。めっちゃくちゃニコニコしてた。ステージ中央のタケが何か喋ってたような気がするけど、全然思い出せないや。タケ、ごめん。

で、結局のところ、みんなでやるのは“Celebration”ではなく、“Monkey Magic”の蜘蛛の糸を一斉に放出するってこと。三階席からここまでずっーーと悶々としていた悩みが解消された。

良かった……。
。゜(゜´Д`゜)゜。

開放感を満喫していると、スタッフさんが丸まっている蜘蛛の糸を配ってくれた。「へ~、こんな風になっていたのか」と、構造を観察……。そのうちアサノさんが蜘蛛の糸のストッパーの外し方を教えてくれた。アサノさん、優しい~。ここでも筆者はすっかり自分を見失って、アサノさんに向かって連呼しちゃった。

「アサノさ~ん! アサノさ~ん!」
きゃー。(///∇///)

蜘蛛の糸の構造って、ピロピロの細いリボンが紙にくるまっていて、根元がピンク色のストッパーで止められている。そのストッパーの形は、たとえて言えば食パンの袋を止めるクリップのような……、いや、キッチンの排水溝の菊割れフタ(ゴムのやつ)と言った方が分かりやすいかな。この構造は初めて知った。おもしろーい!

まぁ、そういうわけで、筆者も含め、会場からピックアップされた人たちは、ストッパーを外した蜘蛛の糸を両手に持ち、いつでも放出できるようスタンバイ。

最初は後ろを向いていて、でタケの合図でぱーって糸を出すってことで、
準備と段取りはオッケー! o(^-^)o

何よりも一番うれしかったのが、“Monkey Magic”が途中から始まったこと。これはもう二度と聴けないかもしれない。まるでゴダイゴのリハに立ち合っているかのような妄想の海にどっぷり。

生音が、生耳(なんじゃそりゃ)で聴ける楽しさったら、もうもう……

ヾ(≧▽≦)ノ うぇぇぇ~ぃっ!!!

ゴダイゴ、かっけ~~~っっ!

で、間奏から始まってタケの合図で蜘蛛の糸放出!

♪With a little bit of monkey magic
You’ll see fireworks tonight…♪

この場をお借りして、新歌舞伎座にいた観客の方に、特に前方の座席の方にお詫びを申し上げたい。

歌いました。

歌ってしまいました。

あんまりちゃんと覚えてないけど、もしかすると結構大きい声だったかも。(///∇///)

おまえの歌を聴きに来たんじゃない! というクレームは甘んじて受けます。

もし聞こえてしまっていたら、本当に申し訳ありませんでした。

「たびのおもいで -その6(最終回)-」へつづく。

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