タケソロ DAY1 レポ2

すごーくお時間がある方は↓からどうぞ。
2015/03/28 タケソロ DAY1 @南青山MANDALA
タケソロ DAY1 レポ1


・邦楽コーナー
6. 「j.e.a.l.o.u.s.y」 (作詞:湯川れい子、作曲:タケカワユキヒデ、歌:池田聡)
田辺エージェンシー系列の田辺音楽出版の工藤さんから曲を頼まれ、「今度伺います」と言われた。昔は曲を頼みに出向く習慣があったようで、タケは芸能界とのつきあいがあまりないため、そういうことを知らないから、誰もタケの家に行ったことがなく、ゴダイゴのメンバーすら行ったことがない。

そして池田聡さんと工藤さんの2人が来た。タケ宅はご家族が多かったこともあり、応接室がなく「ごちゃってした所に来ちゃって」話は3分位で終わった。どうしようかなと思ったら、奥さんが「カレー食べます?」と言って、おばあちゃんが作ったジャガイモだらけの山盛りカレーが出てきた。残したら悪いと思った二人はものすごい勢いでカレーを食べて帰った。最近工藤さんと会った時に、カレーの話でひとしきり盛り上がった。

7. 「安奈」(甲斐バンド)
タケ:知ってると思ってたんですけど全然知らない曲で。甲斐さんとは1度半会ったことがあって、『ミュージックフェア』で一度会って、あと半分はあまり覚えてないですね。

「甲斐さん」のアクセントが「解散」と同じなんで、「よしひろさん」と呼ぶのも、タケの一番上のお兄様と同じ名前だから難しい、とか。『ミュージックフェア』に甲斐よしひろさんと共演し「HERO」を歌ったことがあった。後年、昔のヒット曲を紹介する番組で、なぜかタケが「HERO」を歌っている場面が使われたことがあった。

「『安奈』知ってる人?」と会場に聞くと、結構拍手があり、タケは「ゴダイゴより人気がある」と言っていた。そして出だしとサビを会場に歌わせる。

♪安奈~ ○※△☆#%@&□かい~♪
すごい、みんなちゃんと歌えてる! よく知ってるな~。

8. 「そして僕は途方に暮れる」(大沢誉志幸)
タケ:これが80年代という曲。僕はちゃんと知らなかったんですけれども、でもこれは歌いたいなと。「そして僕は途方に暮れる」そして僕も途方に暮れるんですけれども……。

♪○※△☆#%@&□
そして 僕は途方に暮れる♪
タイトル部分しか分かんない……orz。

9. 「神田川」(かぐや姫)
最近、別の仕事でかぐや姫の山田パンダさんと一緒になる機会が多い。楽屋でずっと喋りっぱなしで、かぐや姫も「神田川」までは結構大変だった。山田パンダさんがかぐや姫の中で最年長で、奧さんもいて、あまりにも食えないので、「じゃあそろそろ……」と山田さんが言いかけると、こうせつさんが「(モノマネ気味に)大丈夫だから!」って。本当に大丈夫だった。
タケ:「神田川」出ちゃいましたから。歌詞をよく見ると泣いちゃいますよね。別れた女の人が歌ってるっていうか書いている。(←やっぱりタケは「女ことばで困っちゃう」って言わなくなったね。ヽ(^^ヨシヨシ)

「三畳一間はいくらなんでも小さすぎますよね」という導入から、タケが20歳位の頃、埼玉から東京へ年中来て、売り込みとかやっていて、時々夜帰りたくなくなって、東京に部屋があるといいなと思ったという話へ。

「ここだけの話……」と言うので、かいつまんで言うと、要はMCAと作曲家契約をしてアドバンスをもらったってアレ。(「MORエッセイ その100」参照。金額も聞いたけど、ここでは伏せておこう)月払いと年額一括払いを聞かれ、一括でもらうと使ってしまうので月払いにしてもらった。(らぶり~)

タケとの契約から約3年後、事務所が閉鎖される。その事務所にはゴダイゴも所属していた。

タケ:その一番の原因が私に出していたアドバンスだったんです。それが何年間もたまっていってどんどん大きくなったんです。あの後、すぐ『西遊記』で取り返せたのに……。

ちょうどタケがアドバンスをもらい始めた頃、恵比寿の電信柱で見つけた広告が三畳間7,000円。「やべえ払えるな」と思ったけど、契約に行かなかった。行っていたら神田川みたいに……

で、本題の「神田川」。
もう、イントロから泣ける。さすがふなりん! (ノД`) この人、マジでセンスいいな。あの切ない間奏から2コーラス目のピアノは体内の奥底に封じ込めたはずの心の暗闇を震えさせた。

この曲を知っているだけに、タケのいいところも、惜しいところもよくよく分かる。

筆者はライブでの間違いにはあまり動じない。

しかし、♪あなたは 私の指先見つけ♪には、戦慄を覚えた。(爆)
「タケソロ DAY1 レポ3」へつづく
かぐや姫 - 神田川 

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