白い街角?

Alexas_Fotos / Pixabay

ちょっと色々忙しくてゴダイゴに構っちゃいられないんで、
2014/6/1(日)@大丸心斎橋劇場、6/15(日)@浦和FORUM 柏屋楽器5Fホール と、間近に控えたタケソロにちなんで、今回は『白い街角』カンケーで軽~くごまかして逃げよう。(^^ゞ

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アルバムとシングルの発売日

『Walk On 34号』(1983.1・2月号)裏表紙によれば、『白い街角』のアルバムとシングルの発売日は以下のとおり。

アルバム『白い街角』の発売日は1983年1月21日。
シングル「白い街角」の発売日は1983年1月1日。

英語で歌うことにこだわってきたタケが、ついに日本語の曲ばかりのアルバムを作るっていうんで、全ゴダイゴファン……、は、大ゲサかな、ほとんどのゴダイゴファンおよびタケファンはガッカリした。筆者もその一人。もちろんその逆で、期待していたファンもいただろうけれど。

フタを開けてみれば、なんとも歌謡曲っぽいアルバム。う~ん、な感じ。 (あくまでも個人の感想です。)

タケサイトの本人による解説に「元々、全ての曲が、英語で書かれているのだから同時に、英語バージョンのアルバムも出せばよかったのに」とあるように、これが全部英語詞だったら筆者のイメージもずいぶん違っただろうな。

Emptiest Emptiest

この頃の『Walk On』なんか読んでみると、制作秘話が面白い。

タイトル曲の「白い街角」の英語版が、“Emptiest Feeling”(作詞:Will Williams)っていうことは、タケのセルフカバーアルバムHELLO GOOD NIGHTに収録されていることから、知っている人も多いと思う。

↓明菜ちゃんの「ソリチュード」の英語版も収録。おすすめ!

「白い街角」の原詞、つまり曲が付く前のタイトルは、"Such an Emptiest Emptiest Feeling"だった。 筆者のタイプミスじゃない。“Emptiest”は、当初二回あったのだ。

以下、『Walk On 34号』よりタケの発言を引用。

この題名をみて笑ってしまったわけですよ"Such an Emptiest Emptiest Feeling"こんなのに曲がつくはずないじゃないかと思ってね。エンプティエスト、って言葉がごついじゃない? それを二回もいうとさ、なんかあえいでいる感じでさ。こりゃあ無理だよって言ってたんだけど、詞が届いたらすぐ出来たんですよね。で、つくった時、エンプティエストは一個省いちゃったのね。二つやる必要はないと思って――だって二つじゃあんまりかわいそうじゃない。(笑)/曲は、確かアタマからかいていったんだと思うよ。

で、Egg-manの時点で、タイトルは“Such an Emptiest Feeling”。タケが言うように、"Emptiest"はひとつになっている。

確かに音的にいえば、"Emptiest Emptiest ..."っていう繰返しが、金魚がぱくぱく溺れてるようにも感じる。それに"Emptiest Emptiest ..."って、なんか自己憐憫的というか、女々しいつーか、

追いすがって 忍び泣いて この身やつして
あー、あー、あーん、
あなたぁぁあ~ (* ̄▽ ̄)θ~♪. ♪

DeltaWorks / Pixabay

歌謡曲っていうより演歌的情景が浮かぶ。

Σ(゚゚*)!! 分った! こういうことを書いてるから長くなるんだな。
とりあえず妄想はさておき、時間がないのでさっさと先に進もう。

Egg-man

アルバムの発売以前、いや、録音前の1982年6月2日と3日、ライブハウスEgg-man (現「Shibuya eggman」)にて、このアルバムに収録された曲を中心に、タケ+アサノさん+タリスマンでライブが開催された。(『Walk On 31号』1982.7・8月号)

そういやEgg-manのハイフンっているんだっけ?

と思いながら、ググってみたところ、そのバックグラウンドに意外な発見をした。Wikipedia(「shibuya eggman」の項)によれば、設立はタケソロライブの前年の1981年。

 運営者の株式会社エッグマンは、日本コロムビアの完全子会社として設立され、実質的に同社のライブハウス事業と位置づけられていた。その後日本コロムビアの社名がコロムビアミュージックエンタテインメントとなった2004年に米国系企業買収ファンド傘下のパインリッジ株式会社へ売却された。

なるへそ。(←死語?)

タケがEgg-manでライブをやった理由が分ったような気がした。当時のEgg-manは、ゴダイゴが所属していた日本コロムビアの子会社が運営してたっていうのが、要因なのかも。で、当時Egg-manと呼ばれたライブハウスは、長い間になんかいろいろあって、今は「Shibuya eggman」という。

へー。

で、えーと何の話だっけ……σ(。・・。)?

あ、そうそう、その1982年6月にEgg-manで開催されたタケソロライブがラジオで放送されたのだ。そしてなんと1982年の筆者は、ちゃんとそれを録音していた。

ラジカセ

Heissenstein / Pixabay

うん、えらいぞ! よくやった! 我ながら、タイムスリップして抱きしめてやりたいほどのお手柄。

Egg-manでのライブは、録音前ということで、アルバムとの違いが面白い。 デモテープもあるっぽいから、そのうち、Egg-manで演奏されたバージョンに近い原曲が『タケデモ』シリーズに収録されるだろう。楽しみだな。

 

本人による解説タケのサイト『白い街角』

 

コメント

  1. こんばんは今更書き込み失礼します
    実は私は40周年ライブをファミ劇で見てからファン活動を復活したのです
    それまではインターミッションしていました
    何故かと言うと白い街角が昭和歌謡に聴こえたからです
    その前にゴダイゴが日本語で歌うのに失望して更には愛のスリーイヤーズの歌詞がどうも好きにはなれなくてファン活動を休止してました
    ファミ劇のお陰でインターミッションライブも観ることができ、愛のスリーイヤーズの英語バージョンを観て「いい!」と感動しました 同じ事を考えている人がいるのが嬉しくて書き込みました
    ブログを遡って観ているところです(⌒ ͜ ⌒)

    • トラまるさん

      コメントありがとうございます。

      >その前にゴダイゴが日本語で歌うのに失望して更には愛のスリーイヤーズの歌詞がどうも好きにはなれなくてファン活動を休止してました

      私も後年、新曲が出る度に、ゴダイゴファンをやめようと何度思ったことか……。o_ _)ノ彡☆ばんばん!! 
      結局、なんだかんだ言いつつ、当時は最後までファンでい続けました。その後、自然にゴダイゴから離れました。
      そして世紀をまたがって2011年。真夏のゲリラ豪雨のようなゴダイゴ熱を突然発症し、現在に至る、です。

      >ブログを遡って観ているところです(⌒ ͜ ⌒)

      ありがとうございます。
      「ゴダイゴが好きだぁぁぁ~~~~!!!!」と、世間に、いえ、世の中に、いやいや、世界中に向かって、ただそう言いたいだけのブログです。あっちこっちでドン引きされるかもしれませんが、どうぞ気楽に読み進めてください。当ブログのコメント欄では、時々熱い熱いマニアさんたちが熱く熱くゴダイゴを語ってくださっています。コメント欄が特に読み応えアリです。

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