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“We”―後編ー

続きモノです。
すごーくお時間のある方は↓からどうぞ。
“We”―前編―

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雑音をかいくぐりながら

前回は、The Student Timesのタケと奈良橋氏のコラムから、「ゴダイゴランド・ハッピートーク」(TBSラジオ、放送期間1979年10月8日(月)~1980年4月4日(金)、毎週月~金曜日、放送時間22:20-22:35)のコンセプトをトピックにした。

今回はテーマソングの“We”についての思い出話とか。

「ゴダイゴランド・ハッピートーク」が放送されていた当時、筆者は地方に住んでいた。地元のラジオ局とTBSラジオの周波数が近かったものだから、TBSラジオの電波の受信状況は悲惨だった。砂嵐のような雑音が波を打って混ざったり混ざらなかったり、地元の放送局の音声とメンバーの声が交互に聞こえたり、同時に聞こえたり。時に、語調が恐いかの国の放送の方がクリアに聞こえたり、聞こえなかったり……。

今考えたら、とても聴けるような状態じゃなかった。それでも毎日聴いていたんだから、あの頃の筆者にも情熱があったんだなぁ。

若かったんだもの。(\(–;)相田みつをかっ! )

しみじみしている場合ではなかった。

聞き取れない単語

「ゴダイゴランド・ハッピートーク」は月曜日から金曜日まで毎日放送される。毎日聴いているから、自然にテーマソングを覚えてしまう。だってそもそもタケの曲が覚えやすいし、奈良橋氏の歌詞は、意図してか難しい単語は、ほとんど使われていない。それにテーマソングと言っても、15分番組だから全曲じゃなくて、サビしか流れなかったんじゃなかったかな。だから「覚えた」とかエラそーに言っても、サビ限定なんだけれども。

そんなわけで、“We”は中学生でも、悲惨な電波状況の中でも、大体は歌詞を聞き取ることができた。けれど、どうしても最後まで分からない単語が一つだけあった。歌い出しの♪Did you know that we/ We share something ex-#$%&@♪の“ex-#$%&@”という部分。

SplitShire / Pixabay

当時中学生だった筆者が知っている英単語が少なかったのも理由の一つだろうが、どうしても聞き取れなくて困った。録音して、雑音に耐えながら、何度も、何度も繰り返し聞いても聞き取れない。

単語の頭に“ex-”がついているのは分かったが、その単語全部は聞き取れなかった。

「ex-#$%&@な何かを分かち合う」という構造まで突き止めたものの、「ex-#$%&@」がホント、どーーーーーしても聞き取れない。

レコーディングされていないから、歌詞カードもなくて、確かめる術もない。“Gandhara”の英語詞をカタカナで耳コピしたクラスメイトも聞き取れない。頼れるのは己の耳だけだ。うーん……。(~~;)

当時の筆者は考えた。

“explain”じゃないし、“explore”か、“explode”か……。

(正解を知る前に考えてみたい方は、ココ(YouTubeの“We”にジャンプ!)からどうぞ。
アップ主さま、ありがとうございます)

解明

そして、時は矢のように流れ、2012年―。

ひょんなことから筆者はThe Student Timesで連載されていたタケと奈良橋氏のコラムの収集に成功した。そしてその膨大な記事の中に、前回引用した「ゴダイゴランド・ハッピートーク」に関する話題と、“We”が掲載されている回を発見した。

ついに30数年を経て、謎が解明したのだ!

散々悩んだ“ex-#$%&@”の正解は、なんと、“extraordinary”。

おおっ、そうだったのか!! \(^O^)/
中学生の、英語塾に行ったこともない筆者が、こんな単語を知ってるわけがない。聞き取れなくても仕方ない。
つまり、件のフレーズは「あり得ないくらい素敵なことを分かち合う」という意味だったのだ!

あ~スッキリした。

今思えば、な~んだ、という気がする。それに、正解を知って笑っちゃったけど、“something” の後だから形容詞に決まってるのに、動詞ばかり考えていたなんて。いやぁ、我ながら中学生の自分がカワイイ。(^^ )

そして、正解を知りつつ聴き直してみる。

♪Did you know that we
We* share something extraordinary
We, we, we found it by surprise
And we, we’ve got something in common
We’ve got love to give♪
(*引用者注:“to”に聞こえるような気もする。)

(アップ主さまありがとうございます)

……言われてみれば、“extraordinary”に聞こえ……るかな……???

うーん、だけどやっぱりココは、分かっていてもちょっと聞き取りにくいな。特に“-ary”が聞きとりにくい。聞き取りにくいだけじゃなくて、歌いにくい。

[tr]

“extraordinary”が歌いにくい原因は、筆者の発音の弱点にあるのかもしれない。基本的に筆者は[tr]の発音が苦手なのだ。たとえば♪A tree house that fell from a tree♪とか、♪Try to wake up to a morning♪とか、あ、そうそう、♪To be truly me, to be truly free truly me♪も。そういや、昔タケが吸っていたタバコの銘柄のTRUEも、発音しにくかったな。[tr]をきれいに発音しようとすると、力が入る。ただでさえ[tr]は、口の中が緊張するのに、“extraordinary”って、そんなご無体な……。
(*_ _)バタッ

負け惜しみじゃないけど、なんとなく“extraordinary”から次の“we”への移行が、せわしないような、圧縮されすぎているような気がする。メロディに対して単語の音節(母音)が多すぎるんじゃないだろうか。それとも、音符が足りないのか……。

ためしに、♪…extraordinary/ We, we, we found it by surprise♪の“we”三回を二回に減らして、最初の“we”の音に“-ry”を当てる方が歌いやすい。だけど、それと引き替えに本来の“extraordinary”のアクセントの位置がずれしまう。だから、言葉としては不自然に響く。やっぱりタケは、単語のアクセントまで考慮して作曲してるんだな。

うーん、結局のところ、負け惜しみなんだ。

くやしい。

久しぶりに[tr]の発音を練習しよう! (^^)/

“We”おしまい。

【2012/08/17追記】
「おしまい」のつもりだったけれど、丁度いい資料を見つけたので“We”―おまけーもどうぞ。

ゴダイゴ
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Miscellany

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