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Steve Foxの演技力ーその1-

condesign / Pixabay

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一番演技がうまい

“A Fool!”
“Monkey Magic”
“Magic Painting”

ゴダイゴで一番<演技>が上手いのは、おそらくSteve Foxだ。
「表現力がある」と言い換えても良い。

彼のベースについての話は、ベースに詳しい方にお任せするとして、ここではSteveのベース以外の<演技力/表現力>に焦点を当てたい。

”A Fool!”

筆者が初めて「Steve、いいなぁ」と思ったのは”A Fool!” だった。
あの、タケとの掛け合いのコーラス。合いの手?

♪A fool yes you are♪とか、♪Oh boy aren’t you dumb♪のところなんかの、今風の日本語で言えば「おまえ、バカじゃね!?」っていう、Steveの呆れてる&上から目線のニュアンスが“A Fool!”にピッタリ。
シニカルですごい好きだ。

“A Fool!”の、タケの文字通り「バカ」がつくほど純真なボーカルと、Steveの世情に長けた狡猾な合いの手の対比が面白い。

音楽を聴いて爆笑したのは、“A Fool!”か、「俺ら東京さ行ぐだ」(作詞・作曲・唄 吉幾三の)くらいしか思いあたらない。

“A Fool!”は、ミッキーの作曲・編曲の完成度は言うまでもないが、加えてSteveのコーラスが絶対にこの曲を広く、厚く、軽くしている。

“Monkey Magic”

表現者としてのSteveの貢献としては、もちろんレコード版“Monkey Magic”の
「アチャーーーーッ!!!」も忘れてはならない。
もはや言う必要すらないかもしれない。

テレビやライブなどの演奏時には、この部分はTommyの担当だった。今でもそうか。

なんだけど、「アチャーーーーッ!!!」は、やっぱりTommyの「アチャーーー!!」より、Steveの「アチャーーーーッ!!!」の方が絶妙で、好きだ。

Steveの「アチャーーーーッ!!!」の方が、ドラマ『西遊記』のオープニングで描かれたように、岩がパカッっと割れて、パァーンと孫悟空が上空へ跳躍する感じが出る。

なんでライブとかでSteveがやらないんだろう。やっぱ“Monkey Magic”イントロのベースワークに差し障りがあるのかな。(テレビに出倒してたときや、連日コンサートをやっていた時は、きっとTommyは喉を痛めただろうなぁ……。”Monkey Magic”演奏しないわけにいかないし……。Tommyエライ!! スゴイ!!)

”Magic Painting”

で、もう一つSteveで特筆しなければならないのは、やはり”Magic Painting”だろう。
”Magic Painting”と言えば、あのエンディングの笑い声。

実は、筆者にはあの笑い声がトラウマになっている。中学生の頃、あのエンディングが大・大・大嫌いだった。

なんてったって、不気味で怖い。

当時の筆者は、深夜、部屋の蛍光灯を全部消し、豆球だけの状態で、親には寝たように見せかけ、こっそりヘッドフォンでゴダイゴのアルバムを聴くことが多かった。

想像してみて欲しい。灯りはオレンジ色の小さな豆球一つ。仄暗い部屋で一人きり-。
ヘッドフォンの耳元から<あの>笑い声……!

怖っ……。

怖くて、怖くてたまらなかった。

最終手段として、”Magic Painting”のエンディングに入ると、音量をゼロにするか、極力最小にしてじっと耐えていた。

今でも深夜に”Magic Painting”は聴きたくない。だって怖いんだもん。

スティーヴ・フォックス笑い声

てっきりあの笑い声は、当時流行っていた「笑い袋」を機械で処理してるのかと思っていた。

ところが、今年に入って真夏のゲリラ豪雨のようなゴダイゴ熱に襲われた筆者は、ついに『青春の殺人者』のサントラに手を伸ばして、事実を知った。

『青春の殺人者』のサントラには、「スティーヴ・フォックス笑い声」とタイトルされた意味不明な<エクストラ・トラック>が入っている。

Amazonで曲目リストを見たときには、なんのことだかサッパリ……。

で、実際に聴いて分かった。

この声といい、笑うリズムといい、”Magic Painting”のエンディングの笑い声にそっくりだ。
そう、“Magic Painting”の恐怖の笑い声の正体はSteveだったのだ。

全然分からなかった……。だって、怖いからなるべく聴かないようにしてたし……。

そっか、Steveだったのか。
だとすれば、上手いなぁ~、Steve。

そもそも、あの笑い声を収録するにあたって、Steveが何を使って/何を見て/何を思い出して笑い始めたのかは知らないが、当時中学生の筆者を恐怖のどん底に突き落とすほどの邪悪な狂気を含みながら(←思春期にはこういう風に聞こえた)、さらに、まるで笑い袋のように、あの長い秒数の間、意図的に大声で笑い続けるのは結構難しいだろう。

Let’s try!

やってみた。

絶対無理。

近所迷惑も考えなければならない。
まぁ、やってみなくても分かるけど。

あんなに長く大声で笑い続ける事ができる人間は、Steve以外では、筆者が知る範囲ではアニマル浜口か、「指圧の心は母心……」の浪越徳治郎くらいだ(古っ!!)。

『青春の殺人者』を聴いて、”Magic Painting”の笑い声がSteveだと分かったとき、Steveがベース以外の<表現者>としても、とても器用なのだと悟った。

なぜか次回「Steve Foxの演技力ーその2-」へ続く。

『青春の殺人者』(映画)Amazonでレンタル可。

 

 

ゴダイゴ
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Miscellany

コメント

  1. Bluebellさん
    コメントありがとうございます。
    「『マジック・ペインティング』がメインテーマ」というと、
    トランクに積もったホコリを吹き飛ばして、昔体験した美しい風景の中へ入っていく……ということでしょうかねぇ……。
    なるほど。

    人は逆境に陥ると笑いが出てしまうものなのでしょうか。
    私は昔、海で溺れかけたときに爆笑してしまって、ほんの数秒でしたが本気にされず、助けてもらえなかったことがあります。
    生きてて良かった……。
    人間、この不可思議なる動物……。

  2. 東京芸術劇場で始まった今のゴダイゴは「マジック・ペインティング」がメインテーマなのだろうと思いますよ。
    5年位前に、はらわたの煮えくり返る話を知ったことがあるのですが、その話を教えてくれた友人の予想に反して、私は怒らずに爆笑してしまいました!
    怒りを通り越すと、人間は爆笑するのですよ(驚)!

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