「MORエッセイ」を探して その5-Return to Africa編- | Miscellany
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「MORエッセイ」を探して その5-Return to Africa編-

Lafesta / Pixabay

「MORエッセイ」を探して その5-Return to Africa編-
おかげさまで、「タケカワユキヒデのMORエッセイ」が、全回揃いました。
これは筆者がどうして/どうやって「MORエッセイ」を全回揃えることができたのか、という経緯と結果の記録と、筆者の「MORエッセイが読みたい!」という突然の思いつきにもかかわらず、拙文を読んで多大なるご尽力をしてくださった方、そして一緒に悔しい思いをしてくださった方への感謝の気持を込めての報告です。
今回と次回で、「『MORエッセイ』を探して」は完結します。
【注】「『MORエッセイ』を探して」シリーズには、ゴダイゴのメンバー及び音楽に関する記述は一切ありません。


「『MORエッセイ』を探して」って何だったっけ/何さ? という方で、すごーくお時間がある方は、下をクリックしてください。
その1―Prelude編―
その2-Gateway to the Dragon編-
その3-Deep Red編-
その4-Magic Capsule編-
その4′-A Hundred Years from Now編-


「『MORエッセイ』を探して」を読んでくださった方から、ありがたいお申し出をいただいた。
個人で保管されている『FMレコパル』から、国会図書館で切り取られてしまった号の「MORエッセイ」のコピーを譲ってくださるとのこと。

送って頂いた「MORエッセイ」を見て驚いた。
信じられないくらいきれいにコピーされ、発行年、号数まで丁寧に記録されていた。
全部で40冊分も……!! うれしくて、うれしくてコピーの束を抱きしめた(涙)。

本当に、本当に、ありがとうございます。
国会図書館のコピーは、綴じてある部分の真ん中が影になっていたり、歪んでよれっとなっている。あれとは大違いだ。
これほどまでにきれいなコピーを取るために、どれくらいの手間と時間が掛かったことだろう。どんなに感謝してもしきれない。ご恩返しも兼ねて、できるだけここで反映させていきたいと思う。この方のおかげで筆者の手元には、あっという間に、ほとんどの「MORエッセイ」が揃った。

だけど、まだ4回分不足している。
たった4冊、がんばったら探し出せるかもしれない……。

1982年 第11号 (「MORエッセイ その17」)
1982年 第26号 (「その32」)
1983年 第4号 (「その36」)
1983年 第7号 (「その39」)

なんとか「『MORエッセイ』を探して」を完結させたい!

いや、なんとしても、全回揃えるぞ! 全部読むぞ!!
と、決意も新たに、この4冊をなんとか見つけ出す方法はないものかと、ネットで調べ始めた。

世の中にはスゴイ図書館がある。
「大宅壮一文庫」という<雑誌>専門の図書館。

雑誌専門か! 期待が膨らむ。
てゆーか、あるでしょう、ここに! 明治、大正とか、そんな昔の特別な雑誌じゃない。『FMレコパル』は、1980年代の一般的な雑誌なんだから。
雑誌専門図書館のここになかったらどこにあるのか!?

「なんだ意外と楽勝だったな」、なーんてふんぞり返る数分後の自分が想像できた。

PCで蔵書検索はできないようなので、早速、電話を掛けて、蔵書を確認してもらう。
「1982年と1983年の『エフエムレコパル』なんですが-」

「エフエムレコパル」と滑舌良く発音すると、なぜか恥ずかしい。こんなところでアメリカ式に発音する方が、ずっと恥ずかしいけれど。
そんな当方の気持ちを知って知らずか(知るわけないか)、電話の向こうの推定年齢27歳の好青年が丁寧に「少々お待ちください」と言う。
……待っている時間が長く感じた。

「大変お待たせしました。誠に申し訳ございません。あいにく、お探しの年度の所蔵は当館にはございませんでした」
なぜだ……。雑誌専門を謳っているのではなかったのか……。

それでもさすが人間対応。後味が違う。
PCでの蔵書検索と違って、時間も電話代も掛かるが、「ない」と言われても落ち込むだけで、イラっとしない。
それに、感じいい人だったし……。

あ、そんな淡い恋心を抱いている場合ではなかった。

うーん、ちょっと時間もできたことだし、自宅から少し遠い図書館にアタックしてみるか。
「東京都公立図書館横断検索」という、東京都の公立図書館の蔵書を検索するシステムがある。始めは23区内で限定していたのだが、どこも蔵書無し。もう半ばヤケになって、八王子だろうが奥多摩だろうが、どこへでも行ってやろうと、東京都全域に範囲を広げて検索-。

「……は見つかりませんでした」
「……は0(ゼロ)です」
「……はありませんでした」

……否定文ばかりだ。
東京都の公立図書館には一館も所蔵がないということか……!
次行こう、次!

“Webcat Plus” という、「国立情報学研究所」が運営しているサイトがある。ここは国立国会図書館の他、大学の図書館とか、全国古書籍商業協同組合とか、蔵書に関する情報が縦横無尽に張り巡らされている。せめて国立音大とか、東京芸術大学とかに置いてないのだろうか? 図書館繋がりで、なんとか取り寄せられないのか? そもそも、ここで見つからなかったら、どこで見つかるというのか!?

検索結果に、「国立国会図書館」や「日本の古本屋」がヒットする。
だから国立国会図書館の蔵書は、切り取られてるんだってば!!!

もう、どうしたらいいのか……。

煮詰まっていた。

何の気なしに「日本の古本屋」サイトで『FMレコパル』の検索を掛けながら、「あーあ、『タッタ君現わる』みたいに、中古が理不尽に高騰してたらどうしよう」とか、「……こういうのって、意外と『あーっ、こんなところに!』ってこと、あるんだよな~」とか、「検索のやり方が間違ってるのかな~」とか煩悶しつつ、検索結果を眺めていた。

『FMレコパル』の中部版が表示されている-。

その時、誰かが右斜め上空から高飛車に言い放った。

「あのさー、地方版って、関東版と違うの番組表だけじゃね?」
このチャラい口調は気に入らないが、言っていることには一理ある。

そうだ!

国会図書館に関西版とか北海道・東北版とか、中国・四国・九州版とかあったじゃん! (Prelude編で、検索結果に「関東版に関西版に、エトセトラ」と狂喜乱舞していたことを思い出した)
「MORエッセイ」のコピーを送ってくださった方のご住所は、西日本地区だよ!
あ~~~っ、どうしてもっと早く気付かなかったんだろう!!!!
“A fool, I’m a fool”かもしれない!
あ~~~っ!!!
あ~~~っ!!!
あ~~~っ!!!

叫んでる場合じゃない。国会図書館閉館まであと4時間30分-。速攻で家を出れば間に合うかも!

見たい!

確かめたい!!

今すぐ!!!

戻ろう、国会図書館に!!


次回、「MORエッセイ」を探して その6-Thank You, Baby編-で、完結します。

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