第二部 -その2- | Miscellany

第二部 -その2-

girlart39 / Pixabay

2012年4月15日(日)
~僕のソングブック~ OUR DECADE in TOKYO
アムラックストヨタ5Fアムラックスホール
15:30~
すごーくお時間のある方は↓からどうぞ。
セットリスト
第二部 -その1-


前回のつづき。

アンプラグド“Dead End~Love, Flowers, Prophecy”が終わって、タケは言う。
タケ 「次もDEAD ENDから、“(Crime Is) The Sign of the Times”を-」
アサノ「(笑っている観客に)無謀でしょう? 高速道路を自転車で走るようなものだよ」
タケ 「たまにいるよね、そういう人」
アサノ「逆走してる人とかね」

という、かみ合ってるんだかかみ合ってないのか分からない会話から、話題は車談義へ。

タケはもう20年も運転していないらしい。
タケが国際免許を取って、オーストラリアで初めて車に乗る時に、アサノさんは助手席は怖いので、後ろの席に乗った。後ろから見ると窓が開いてないのに、タケのシャツがプルプル動くくらい、タケは緊張してハンドルを握っていた。

タケは免許の試験は満点だった。それでもアサノさんのクラッチとアクセルを一緒に踏んで回転数を合わせるという話を理解できなかったようだ。「それってつまり、前へ行きながら後ろへ行くってこと?」とマジメに聞いていた(笑)。

試験満点のタケに理解できない話が、仮免許試験に4回落ちて、本免許試験で2回落ちたベテラン・ペーパードライバーの筆者に理解できるはずもない。そういうマニアックな車談義がひとしきりあって、“Crime Is the Sign of the Times”へ。

タケからアサノさんに「ドラムソロをやって」という注文があったらしい。
アサノ「スパニッシュでギターのボディを叩くっていうのがあるから、できなくもないけど、ギターが壊れる。別料金(笑)」

そういやアサノさんの激しいプレイって見たことないな。たとえば歯で弾いたり、ギターを床とかアンプとかにバンバン叩きつけたり、ギターに火を放ったり(ジミ・ヘンだけ?)、っていうパフォーマンス。スタイルの違いと言えばそうなのかもしれないけど、アサノさんはいかなる理由があろうとも、ギターが壊れるようなことをしない人なんじゃないかな。たとえ別料金もらったとしても。

“The X-Ray Vision of a Poet”は、ロイヤル・メルボルンショーでやった演目で、観客がいなかったこと、ワインが安くてワイン漬けになったという話題で盛り上がる。

(たぶん現地の)新聞に「ゴダイゴ来ているのに客がいない」という見出しがつけられた。

タケ 「サイテー(笑)」(筆者注:笑いながらの「サイテー」はタケの口癖のひとつだった。今でも言うんだ……(うるうる))
タケ 「忘れてたんだけど、“Dazzled Blind by You”は、ローリング・ストーンズのつもりで作った曲なんだよね」
アサノ「ああ、”Honky Tonk Woman”?」(←すぐ分かるところが凄い!)
タケ 「ハードなタイプの曲って考えた時に、この曲を思い出したんだけど、それほどハードじゃないんだよね」
アサノ「全然ハードじゃない。(バッサリ)軽いよね」
タケ 「(ショック)カルイ…だって…」

この曲がNECのCMソングだったっていうことは、当ブログでも3月24日の記事(「NEC」)で扱った。タケによれば、CM契約にはもちろんSteveも入っていて、彼が急に辞めてしまったので、SteveがいないことをどうやってごまかしてCMを撮るか苦労した、という話を、タケは最近ミッキーから聞いた。

YouTubeで見る限り、確かに語学友(“Dazzled Blind by You”)のCMではSteveは確認できるけど、ジャンゴ(“Diango”;スポーツウエアを着て、ミッキーがダイコンを焼いてるやつ)では、はっきりSteveの姿は確認できない(両アップ主さまありがとうございます)。

第二部最終曲の“Love You Tonight”(『泥棒日記』1984)では、山梨のタケの別荘(マンガが保管してある場所)に合宿に行ったという話が出る。真冬でマイナス10度以下だというのに、ストーブが壊れ、水が出なくなり、電気が飛んだ。当時コンピュータで打ち込みをやってたから、電気がないと困るので、近所の知り合いから電気をもらってきたという思い出話。

アサノさんのギターは素晴らしかった。何も言うことはない。

曲がどうこう言うつもりもない。

タケの声の調子も悪くなかった。

ただ“Love You Tonight”の歌詞は、色々な意味でやっぱりツラい。『泥棒日記』発売当初も辛かったが、あの時以上の辛さを感じた。ブランクが空いているせいで、筆者の免疫力が低下したのかもしれない。
とにかく英語の曲にしてほしかった。

筆者はタケファンだ。
しかし今回は、タケよりアサノさんの演奏にずっとずっと見とれていた。

第二部終わり。
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コメント

  1. Bluebellさん
    コメントありがとうございます。
    おっしゃるように、今回のアサノさんは本当に素晴らしかったです!
    タケソロはどうしてもタケ一人に負担が掛かるので、私が知る限りでは「?」と思う瞬間があることは否めません。
    今回はアサノさんがギターを弾いてることで、タケは安心してボーカルに専念できたようですね。
    もちろん、竹越さんの貢献もありますが。
    ゴダイゴ結成以前に、他バンドにいたアサノさんを待ったミッキーの眼力を、今さらながら再認識しました。

  2. 昔、東大寺でのゴダイゴの生演奏を聴いて、浅野孝已さんがゴダイゴの演奏家としての最高峰だったのだ!と感じ、東京芸術劇場でのゴダイゴを生演奏を聴いて、南米風のトリオの演奏が最も価値がある!と感じたことがあります。
    浅野孝已さんのギターの演奏は、いつも安定して素晴らしいですが、今回のアムラックスは、特に素晴らしかったですよね(^_^)!

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