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A child is born.

「組曲 新創世紀」(Suite “Genesis”)

「組曲 新創世紀」については、説明不要かと思う。
Suite “Genesis”を無理矢理カタカナで書くと、「スゥイート・ジェネシス」。

Suite はホテルの「スイート・ルーム」の「スイート」と同じ綴りで同じ発音。
Genesisは、ピーター・ガブリエルとかフィル・コリンズがいた/いるバンド名が由来ではなくて、旧約聖書の第1章の「創世記」のこと。

初めに、神は天地を創造された。地は混沌であって、闇が深淵の面(おもて)にあり、神の霊が水の面を動いていた。神は言われた。
「光あれ。」
こうして、光があった。(「創世記」1.1-3, 新共同訳)

「組曲 新創世紀」はこういうイメージからなんだろうな。

旧約聖書の「創世記」は、超有名なエピソードが多い。
天地創造の他、アダムとエバの楽園追放(2-3章)とか、ノアの方舟(5-10章)とか、バベルの塔(11章)とか、ソドムとゴモラの滅亡(18章-19章)とか枚挙に暇がない。
自分は無宗教だが、聖書は読み物としても面白いと思う。

ここら辺はリアルタイムのファンなら知ってる人がほとんどだと思うけど、一応、念のため。
<YouTube 「組曲 新創世紀」 part1>
“Creation”(0:48-), “Queen’s Song”(2:47-), “Lover’s Lament (Sacrificial Blues) ”(4:19-)

<YouTube 「組曲 新創世紀」 part2>
“Mother and Son”(0:00-), “The Huddle”(1:58-), “Buddha’s Song”(3:35-)

*アップ主さま、本当にありがとうございます。(涙)

女王から今、3人の子どもが生まれ-。
今年に入って、『旧BOX』を聴いて、びっくりした。すっかり誤解していた。女王の子どもは1人だと。

A child is born.

“a”がついているってことは、1人ってことでしょ。中学校で習ったもん。ついでにbe動詞+過去分詞で受動態。
おまけに、全部単数形で語られてるし……。サビも。

まぁ、なんで“every”がついてるのかなと思ったんだよなぁ……。支配されている民衆の比喩かと……。

“Mother and Son”でも、女王が探しているのは1人の息子だし……。
“A child is born.”を3回リピートで、3人ってことか。
まぁ、こう考えれば数学的には合ってる。(音楽を数学で考えてはいけない!!)

そっか、全員同じ名前なんだ…。
六つ子で、おそ松、トド松、ナントカ松…ってのは聞いたことあるけど、全員同じ名前だったら区別つかなくて不便じゃん。
『新創世紀』ライナーノーツのあらすじ(英語の部分)によれば、この3人の息子は、釈迦(Buddha)、キリスト(Jesus)、ムハンマド(Mohammed)のこと。ちなみに、ムハンマド(Muhammad)は、かつては「マホメット/モハメッド」などと発音・表記されていた。(Wikipedia
釈迦、キリスト、ムハンマドか……。
へぇ、そうなんだ。

……ちょっと気になる。

で、生年を調べてみた。(以下、生没年の出典は『百科事典マイペディア 電子辞書版』)
釈迦(前565年~前486年/前465年~前386年)
キリスト(前4年~後30年頃)
ムハンマド(570年頃~632年)

実は、この3人の生年がスゴイ違う。釈迦が生まれてからムハンマドが生まれるまで約千年。
1人の女王が千年間統治し続けるのもすごいが、何よりも千年間子どもを産めるのが超人的。

3人の息子が、釈迦、キリスト、ムハンマドならば、じゃ、女王って誰?
クレオパトラ7世(前69年~前30年)あたり? 千年も生きてない、むしろ夭折。

歌詞だし、一種のお伽噺、いわゆるファンタジーだから、”creation”という概念を擬人化した名前で十分だ。
なのに、あえて実在した人物名を出されると、どーも気になってしまう。なんて夢もロマンもない損な性分だろう……orz。
とにかく、史実との整合性を考えるような無粋なことはやめよう、と、自分に言い聞かせる。

それはさておき。
いやぁ、本当に長い間聴いてなかったんだな。息子が3人なんてすっかり忘れていた。
ファン歴30年超だけど、正直その間半分くらいはゴダイゴから離れていた。別にファンでなくなったわけではない。ただ聴いていなかっただけ。ゴダイゴだけじゃなくて、音楽自体に興味を失っていたんだ。

でも、今年のゴールデンウィークあたりに突然、真夏のゲリラ豪雨のような猛烈なゴダイゴ熱に再び襲われ、『旧BOX』に手を伸ばした。
アルバム『新創世紀』もCD文庫で持っていたけど、なぜか『旧BOX』だったんだ、この時は。

そうだ、思い出した。なぜか分からない。あの時、突如として、“The Huddle”が聴きたくなったんだ。あの曲、昔から超、超、超~大好きだった。アルバムバージョンのタケと女声コーラスのあの分離している感じが、こちらの高揚感をかき立てて、うわぁぁーーーっ、て感じになる。

ベースがすんごいカッコいい。
昔も今も、たまらなく好きだ。
そう、それで、『旧BOX』の「新創世紀」を聴いたらライブバージョンで、ナレーションが入っていて……。

「女王から今、3人の子どもが……」。
どっぴゃー!! えー、3人?? 1人じゃなかったのーーー!?

「今、3人の……」ってことは、三つ子?
そっか、全員同じ名前なんだ……。

六つ子で、おそ松、トド松、ナントカ松って……(何度同じ事を!?)
この誤解はどこから来たのか考えてみた。理由は二つ。

1.『新創世紀』を買った時、中学生だった。だから日本語のあらすじしか読めなかったんだな、きっと。当時、あんな長い英語の文なんて読めるわけない。最近知ったけど、日本語で書かれたあらすじは、英語の対訳ではない。今読むと日本語のあらすじが、ざっくりしすぎのように思う。いや、逆だな。英語の方の設定が細かすぎるんだ。
2.ナレーションが入っているMAGIC CAPSULEバージョンを最後に聴いてから、時間が経ちすぎて、すっかり忘れているから。MAGIC CAPSULEは『新BOX』を買うまでCDを持ってなかった。『旧BOX』でも「新創世紀」は聴いてなかったしなぁ。そりゃ忘れるよ。

で、やっと本題-。

ライブバージョンの「新創世紀」もすごくいいんだけど、一つだけ不満がある。

“MIKUNI”だ。
なんで“Buddha’s Song”のエンディングに“MIKUNI”なのか!?
もちろん、“MIKUNI”は“MIKUNI”で美しい曲だし、大好きだ。だけど、公式版の“Buddha’s Song”のエンディングって、“MIKUNI”に負けず劣らず美しい!
あのギターは筆舌に尽くしがたい。もう、たまらん!
あのエンディングをライブで演奏しないなんて、もったいなさ過ぎる。

筆者は、“Buddha’s Song”のエンディングで“MIKUNI”に変わると、頭の中で歌ってしまう。つまりそれはどういうことかというと、頭の中に「言葉」という枷がはめられるということだ。その言葉の呪縛のせいで、思考が窮屈になる。

音楽を言葉で表現するのはとても難しいけれど、ちょっとゃってみよう。
“Buddha’s Song”は、母子間の戦いの後に訪れた静寂と、勝者と敗者の両方が抱く悔恨、沈黙、赦し、癒やし、そして未来へ向けたまっすぐな視線を感じさせる。それはエンディングまで一貫している。この複雑で深淵な感情を、いくら”MIKUNI”とはいえ言葉に束縛されたくない。

それに、そのおかげで“MIKUNI”を最初から最後まで聴く機会が失われる。そんなー! 全部聴きたいよ~“MIKUNI”!
と思いつつ、そういや、『TOKYO 新創世紀』とか東大寺ライブでは、どうだったんだろうと思って、Amazonの曲目リストを見てみた(持ってないから)。

直近のライブでは、“Magic Painting”につながってたり、“Buddha’s Song”が“MIKUNI”に挟まってたりみたいなんで、“MIKUNI”は全部演奏されて、“Buddha’s Song”のエンディングはアルバムどおりに演奏されたのかな。

だといいな~。

DVDを買ったら、感想を追記することにしようっと。

さて、今回はこの一言で締めくくろう。

ただいま、ゴダイゴ!


【2012/01/12 追記】
興味がある方は、DVDを観た感想の回の「“Mikuni”と“Buddha’s Song”」もどうぞ。


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(2008/03/19)
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Miscellany

コメント

  1. メグメグさん
    コメントありがとうございます。
    ゴダイゴが大ブレイクをしていた頃は、当然、ビデオデッキが普及する前ですから、YouTubeにアップされている当時の映像は、スゴイ嬉しいですよね。本当に、今は良い時代になりました。

    レア映像収録ディスクを含むDVD BOXもオススメです。
    高い(35,000円!!!)ですけどね。/(^^;)

    メグメグさんは、パソコンをあまり触っていなかったとのことですが、ネット上にはゴダイゴを題材にしたサイトやブログが、驚くほどたくさんあります。是非、パソコンを駆使して、ゴダイゴを楽しんでください。
    僭越ながらメグメグさんにも、この言葉をお贈りします。
    おかえりなさい!

  2. 私もなぜか昨年から復活した組です。悩みに悩んだ末、、11月の渋谷公演に行ったら、あらあらミッキーの還暦ライブやらタケのライブやらいろいろ案内があるではありませんか。これは、行くべき!の神のお告げのように思えそれ以来行っております。今までパソコンなんて大して触ってもいなかったのに、YOU TUBEってすごいですね。もう懐かしの映像満載で時間を忘れます。
    で、ここにたどり着きました。
    嬉しいです。
    また楽しみにしています。

  3. 青空さん
    ようこそ!
    なるほど、『新創世紀』全曲メドレーですか。(笑)
    私は、何日か“A child is born”を何度も数えていたので、頭の中で、タケのあの抑えた“A child is born~”だけがグルグルまわっています。いまだに……。
    音楽は聴く人それぞれでいいんだと思います。
    自分が感じたことを、あーでもない、こーでもないって言うのが、楽しいんですよね~。

  4. 「ただいま」の青空です(^^)
    またお邪魔してしまいました。
    公式盤では4回という情報を読んで、公式盤とマジックカプセルの両方を連日聴いてしまいました!
    おかげで、仕事中、新創世紀が全曲メドレーで鳴り響くこと・・・。
    回数については、追求はやめましょってところでしょうかね。
    歌詞的には、一番目の子の誕生を代表して歌ってるのかもしれないですね。
    英語の解説も解読しようと思いましたが、なかなか難解です。
    歌詞はともかく、解説が英語って、ゴダイゴは一体誰をターゲットにしていたのしょうか?

  5. 青空さん
    こんにちは!
    読んでいただいてありがとうございます。
    最近、暴走気味なので、大変でしたねぇ~。
    さらに、コメントも、ありがとうございます。
    ゴダイゴは、今だからこそ分かったり、感じたりすることが多いので、楽しいですね。
    実は書こうかどうしようか悩んで、書いたり消したりを繰り返して、結局消したことがあるのですが、公式版(アルバム)では、“A child is born.”を<4回>言ってるんです。(笑)

    4回目を、どう考えたらいいのか……。

    考えなくていいんです!!
    音楽なので、感じれば。(^^)
    こういう考えなくてもいいようなことを書きますので、すごーくお時間のあるときにはどうぞお越しください。
    そうそう、青空さんも「ただいま」組なのですね。
    一ファンの私が言うのもおこがましいのですが、

    おかえりなさい!

  6. tiaraさん、はじめまして。
    ほぼ全部読ませていただいてしまいました。
    MORエッセイ素晴らしかったです。
    tiaraさんはゴールデンウィーク頃から再発と書かれてますが、
    私も遅れること2カ月、先月あたりから再発状態です。
    A child is born~ってたしかに3回歌ってますね。
    そういえば1人なの?3人なの?ってちょっと疑問に思った記憶があります。(マジックカプセルで初めて聴いたのが中1で、単数形であることだけはかろうじてわかりました。)
    おとぎ話だからあいまいなんだなあと勝手に納得してました。
    1000年も生れに開きのある子供たちが力を合わせて戦うのですから、とても長いスパンのお話っだのですね。
    謎が解けました!
    心ひそかに応援してます。
    またのぞかせてください!

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