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1985年のアレ 前編

Couleur / Pixabay

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「人生の贈りもの」『朝日新聞』(2013)

2013/05/13(月)-2013/05/17(金)の全5回に渡って、タケのインタビューが『朝日新聞』夕刊「人生の贈りもの」に掲載された。(イロイロ慌てたけど、誤情報にならなくてよかった。ほっ。)

さて、「もっともっとゴダイゴの裏話、音楽の話をして欲しい~~っ!!(>_< )」という筆者の叫びが『朝日新聞』に届いたようで(イタすぎる思い込み?)、インタビューの話題がゴダイゴに戻ってきた。あれからマンガとかのどうでもいい話筆者には興味のない話をタケが喋り倒し、ゴダイゴ話が出ないままカバーアルバムの宣伝で連載終了になったらどうしようと内心穏やかではなかった。

2013/05/17付タケのインタビューの内容は、ゴダイゴのカトマンズ、中国のコンサート話から、1999年の期間限定での復活、2006年からの再始動へと展開し、さらに2013/05/29発売のカバーアルバムの宣伝、90歳まで歌いたいという将来の夢にまで及ぶ。その中で筆者のツッコミどころは以下の部分。

――ゴダイゴは85年に活動を休止しましたね
アメリカで活動する話が立ち消えになったり、ベースのスティーブ・フォックスが伝道師になるためバンドをやめたりと、いろんな状況が重なって、糸が少しずつほどけるように解散に至りました。
(「人生の贈りもの タケカワユキヒデ第5回―海外で実感 音楽は国境越える―」『朝日新聞』夕刊、2013/05/17)

やっぱり「解散」だったのか、1985年のアレは、と思ったのは筆者だけだろうか。

記者さんがたぶん下調べをして「85年に活動を休止」と言葉を選んでくださっているのに、タケはアッサリ「解散」発言。ゞ(–;)モシモシ?  まぁ、このヒトにそんな言葉の機微なんぞ分かるワケがない。

解散/活動休止?

1985年のアレは「解散」か「インターミッション(活動休止)」か、筆者はずっと、ずーーーっと考えてきた。うっかり「解散」と表現してしまいがちだし、そう言っちゃった方が簡単なんだけれども……。

昨年、2012年に出版された『浅野孝已&ミッキー吉野・シングルレコードジャケット100選 僕らのルーツはこれだ!』(鹿砦社、初版第1刷)のプロフィール欄では、ミッキーもアサノさんも1985年の欄はゴダイゴの「活動休止」/「活動停止」という表現を使っている。

解散か活動休止か―。

いつか書こうと思っていたし、ちょうど良い機会なんで、今回は「1985年のアレ」を考えてみよう。

『Walk On』(1985)

どうもゴダイゴの解散説はスポーツ新聞で報道されたようだ(ニュースソースはどこだったのだろう?)。直後の『Walk On』の釈明は以下のとおり。

スポーツ新聞の誇大誤解掲載記事や、(真実ならぬ)巷の噂による“ゴダイゴ解散説”が語り草とされてる今日この頃。「ゴダイゴは解散するのですか?」「ファンクラブは一体…」等々、不安の声がウォークオンに問いかけられています。
当然のごとく―
そこで、ここで明らかにしておきたいのは、決して“解散するのではない”ということ。
(『Walk On』47号、1985年3月・4月号)

と、解散をきっぱり否定している。

「MORエッセイ」『FMレコパル』(1985)

同時期の「MORエッセイ」で、この件についてタケは以下のように書いている。

ゴダイゴは『解散』するんじゃないんだョ。
最近、人に会うたびに、
「ゴダイゴが、なくなっちゃうんですってネ!?」
とか、
「解散コンサート、やるんでしょう?」
とか、聞かれてしまって、非常に、何と説明していいのか、困ってしまっているのだ。
人によっては、
「いよいよ、解散するんですってネェ」
と、まるで、待ってましたとばかりに、喜んで、聞いて来る人もあるくらいだ。
そういう時に、僕は、必ず、冒頭に書いた、
「ゴダイゴは、解散するんじゃないんだヨ」
という言葉で、説明を始める事にしているのだ。

(中略)

っまり、解散する、しない、の間に、どちらでもない事が、存在したっていいじゃないか、という事なのだ。
だって、解散っていうのは、そのままでは、もう、二度と活動をしないっていう事なのだろう?
僕らは、別に、音楽的な意味で、仲間割れを、起こしたわけでもないし、感情的なぶつかり合いで、ケンカ別れをしたわけでもないんだから。解散しなけりゃいけない意味ってのも、見つからないじゃないか。
金銭的な意味でも、別に、僕らは、口ゲンカの一つもした事がないし、ましてや、女性問題で、仲間にヒビが入る、なんて事も、ご想像どおり、まったく、なかったんだから。
なんで、解散なんてしなけりゃ、いけないんだい?
だいたい、解散なんて、もう、一種の流行になっちゃって、かっこ悪くてしょうがない。
もし、僕らに、前に書いたような、解散しなければならないような理由があったとしても、僕は、絶対に、解散には反対するネ。

(中略)

確かに今度のコンサート(tiara_remix注:インターミッションコンサート)は、ゴダイゴは解散しないョということを言いつつ、ますます、個人別の活動は増やしていくよ、という事を示すために、企画したものだったんだけど、(略)かえって、誤解が広がってしまった、という結果になりそうだネ。

(中略)

まあ、誤解が誤解を呼んで、結局、『解散』が、事実として、世の中の人達にはとらえられちゃうかもしれないナァ。
(「タケカワユキヒデのMORエッセイ その93 ゴダイゴの解散!?」『FMレコパル』小学館、1985年8号、pp.108-109)

「MORエッセイ」では、集約すれば「ゴダイゴは解散しない」と一言で済む内容を、2ページにわたって饒舌に書き連ねている。その書きっぷりは現在のタケの筆力とは比較にならないほど見事。できることなら全文掲載したいくらいだ。しかし、2012年のゴダイゴのコンサートでタケは『タッタ君現わる』未掲載分を『タッタ君現わる2』として出版したいと言っていた。だからきっとそのうち手に入りやすくなるだろう。その時の楽しみのためにも、今回は上記のような部分引用に留めておこう。

「人生の贈りもの」『朝日新聞』(2013)

さて、1985年の『Walk On』、「MORエッセイ」を踏まえて、それから28年後のタケのインタビューをもう一度見てみよう。

……いろんな状況が重なって、糸が少しずつほどけるように解散に至りました。

やっぱ「解散」なんじゃんかーーっ!! (#`Д´)ノノ┻┻;
「活動休止」だと信じていたのに……。

いや、まぁ……、

(ヘ・_・)ヘ ┳━┳ ヨイショ

べつにいいんだけどね。もうどっちでも。

あまりにも昔のことだし、今では活動を再開しているので。
「1985年のアレ 後編」へつづく。

ゴダイゴ
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